TVシリーズ終了後、半年の期間を経てOVAとして復活したあかほりさとる原作のお色気アクション。全3話で完結した。
日頃の疲れを癒すべく、山間にある温泉リゾートへとやってきたキャロットたちソーサラーハンターご一行。なんとこの地は「夜這いの里」と呼ばれており、一同は欲望の赴くままにそれぞれ行動を開始する。ところが両思いのカップルがいない以上、ただ妄想が空回りするばかり?
TVシリーズではアレコレと自粛していた原作における過激な設定各種を、容赦なく全開にしたファン待望の一作。それはマロン&ショコラ、両ヒロインのコスチュームの解禁のみならず、TVでは登場しなかったり、設定を変えられたりしていたキャラたちもちゃんと原作のイメージ通りに描写されていた。
1970年代から活躍している末吉暁子の物語と、絵本作家垂石眞子による挿絵で構成された愉快なオバケ童話「ぞくぞく村のおばけ」シリーズを各話約20分で全12話のOVA化。ここはちょっと変わった妖怪やモンスターが暮らしている土地=ぞくぞく村。そこにいるのはおふろが大好きなミイラ男のラムさんに、ほうきにのることのできない魔女のオバタン、さらには夢見る詩人のがいこつガチャさんや雪女のユキミダイフクたち色々な面々だ。そんなラムさんは奥さんのために買っておいた包帯を置き忘れていたことがわかり、大慌てで探し回るハメに。またガチャさんは虹の上で新しい詩の創作を進めていたら、部屋の鍵をかけていないことを思い出し……。今日もぞくぞく村のあちこちでは騒ぎが耐えないのであった。本作の実制作はアウベックほかが担当。1996年のセル版ビデオソフト第1巻刊行から2000年の同第6...
「週刊ヤングジャンプ」に連載された水穂しゅうしのヤンキーコミック『いつかのメイン』を約45分のOVA化。バイクバトルアニメの決定版を目指して製作され、バイクファンの期待に応えるべくリアルな描写に注力された。威勢のよさがウリの少年観音時天太。浅草の暴走族“雷少年”のメンバーでもある天太は、女百人斬りを目指す極楽トンボな性格だ。そんな彼はケンカが苦手で怖いし、いざ参戦しても痛くておじけてしまうほどの情けない性分なのだが、どうしたわけか「観音時天太はすげえ男だ」というウワサが一人歩きしてしまう。ハッタリだけで生きる天太だが、このまま彼の伝説は勝ち逃げできるか? 本作の実制作はJ.C.STAFFが担当。監督は数多くのアニメの演出や絵コンテを手がけてきた又野弘道、キャラクターデザインは『忘却の旋律』の作画監督などを務める和田崇によるもの。
【第1话】集英社「週刊ヤングジャンプ」で連載された小成たか紀による同題学園アクションコミックをOVA化。本作はその第1弾で、主人公花菱哲の中学生時代を描く。哲を演じたのは山口勝平。
でっかい男になること、これを口ぐせに今日もケンカに明け暮れる中学3年生の哲。騒ぎを起こすたびに警 察沙汰になる始末の哲だが、そんな彼を警察に迎えに来るのは担任大杉だった。だがそれでも哲のケンカはとどまることなく、あちこちの不良たちに手を出した彼に暴力団が近づく。他人の下で動くことを嫌う哲は暴力団との関係を断とうとするが、相手は一筋縄でいかない連中だった。そんな彼を救うため、暴力団の組事務所に一人で乗り込んできたのはなんと大杉。哲はそこで大杉の重い過去を目の当たりにする……。
本作の実制作はナックが担当。脚本は安藤豊弘が手がけた。
【第2话】小成たか紀が「週刊ヤングジャ...