有名美容師の和可子(三田佳子)は、ある日美容室を訪れた少女加代子(薬師丸ひろ子)の耳に傷があることから娘であると知る。12年前離婚して、もう二度と会えないと思っていた娘が訪ねてくる度に、和可子はうれしさのあまり何かと世話を焼く。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】薬師丸ひろ子が「野性の証明」で映画デビューした直後に出演したテレビドラマ。この作品以後、1997年までテレビドラマ出演はなかった。薬師丸ひろ子がアイドル的人気を博していた、1982年7月10日からこのドラマはテレシネ化されて劇場公開されている。薬師丸ひろ子は、出演交渉の際、「直接お会いしてから返事したい」と言ってマネージャーも連れずに単身、プロデューサーの石井ふく子のところに行き、台本の疑問点などを一つ一つ確認して石井ふく子を感心させたという。
『巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク』などの原作者梶原一騎の生涯を、同じく作家の弟真樹日佐夫の眼を通して語ったドラマ。真樹の原作『兄貴』と『すてごろ懺悔』を基に真樹自身が監修、脚本も手掛けた。監督は「富江replay」「おぎゃあ。」の光石冨士朗。本作は梶原一騎17回忌追悼記念作品として製作された。
昭和20年代、朝雄、真士、日佐志の高森3兄弟は、毎日のように喧嘩に明け暮れていた。そんな彼らも父龍夫が出版社の編集者だったこともあり、物書きの世界へ傾倒していく。昭和30年代、朝雄はその文才で頭角を現わし、ペンネーム梶原一騎として作品を発表し始める。真士も真樹日佐夫のペンネームで執筆活動に精を出していた。昭和40年代、弟真樹が極真会館大山倍達に師事して空手を学び始め、ルポライター業にも進出する一方で、兄梶原は少年マガジンで漫画の原作を...
日本製作のオリジナルビデオ。『JOHNEN 定の愛』の中山一也主演、金澤克次監督で描く任侠アクションシリーズ第2弾。日本一の組になるために、米沢(中山一也)は強大な山神組を手に入れようと奇襲作戦を練っていた。そんな大事な時に、事件が起こった。クラブ青い夜で出所祝いを行っていた猛友会の幹部等と山神組が衝突したのだった。そこには、運悪く3代目組長城山龍山もいた。それが発端となり、山神組は西成に一気に猛攻撃をしかけてくる。あの有名な山神組が、日本の巨大勢力として君臨するきかっけとなった事件。わずか2週間で破滅の道へと誘われた西成の最期をその目で見届けろ。
『JOHNEN 定の愛』の中山一也主演による、大阪ミナミで天下を目指す男たちの物語を描く任侠アクション。監督は『武蔵野S町物語』の金澤克次。
大阪トップの愚連隊を目指すため、米沢会を立ち上げた米沢(中山一也)は、いつか自分が大阪一になると心に決めていた。ある日、ミナミでケンカの日々を送っていたシゲオ(木村一八)の存在を知り、ヤンチャ者だが根性がある奴だと米沢は猛友会に誘った。汚いやり方で天下を取ろうとしていた大龍連合は米沢会会長襲撃をはかり、米沢会を抹殺しようとしていたが、米沢とシゲオ達は義理を通した真のやり方で大龍連合を討つ。冷静に相手を打ちのめす米沢と、熱い想いを持ち米沢に死ぬまで付いて行こうと心に決めたシゲオは、大阪ミナミで共に手を取り真の天下を取る…。