田上悠三はプロ野球の審判員として、今日も若い審判員、今村たちの勤務ぶりを厳しく観察していた。グランドでは、二軍同志の試合が行なわれ、その中でクロスプレーの末、今村の優柔不断なジャッジに腹をたてた選手の一人、原が今村を突き倒した。これを見た田上はコミッショナーに報告するとともに、今村たちを厳しく叱った。やがて一軍のナイターが始まり田上は主審のポジションに全神経を傾けた。そんなある日、田上家に一カ月の出場停止を喰った原が、田上のスパルタ教育を受けたいと知人の紹介でころがりこんで来た。むげに追い帰すわけにもいかず、ぐずぐずしているうちに、掃除を手伝うやら、わんぱくぞろいの子供の世話をやくやらで、いつの間にか田上家の一員として生活するようになる。妻の尚子は、ナイターのある夜はテレビのナイター中継を見ながら田上の帰る時間を予想して食事の仕度をするが、ちょうどそ...
十八歳の彼女はホテルのメイドとして勤めている。ある日、呼ばれた部屋に入るとそこに全裸の中年男がいた。「僕のプライバシーを侵したのだから、君も裸になりなさい。さもないと警察に連絡する」と彼女を脅す。しぶしぶ服を脱ぐ彼女が、最後の一枚を取ろうとしたとき、窓拭きの近藤に助けられた。数日後、アメリカの女優ジュディがホテルに泊まった。彼女はベルボーイの宮川や近藤を呼んで強姦ごっこをやろうという。しかし、近藤はジュディの大ファンで、感激のあまり、結局出来なかったようだ。ある日、彼女は部長に呼ばれ、ホテルの大株主の息子と見合をすることになった。彼は、しばらくの間ニューヨークに留学して、いずれは跡を継ぐそうで、一緒にアメリカに行って欲しいという。シンデレラになったような彼女。その後、近藤が同僚の今日子とセックスをしている現場を目撃した彼女は、近藤に特別な気持を抱いて...
フランス人ピエールと結婚した今日子が、六年振りに日本に帰って来た。以前レズ関係にあった英子が迎えに来ていた。そして、高級クラブに出かけた今日子は、英子から女子大教授の牧を紹介された。反自然的なセックスにこそ真のエロティズムがあると説く牧に、今日子は魅かれていった。乱交パーティで衆人の眼前でSEXし、また二十数メートルの空中ロープウェイの中で野獣のような建設工夫たちに犯される今日子。さらに、ラグビーのスクラムにひきずり込まれて次々と若者たちに犯され歓喜する今日子。そして遂に牧自身が、走る馬上の上で、牧のホモ相手の美少年ミノルを抱いている今日子のバックから犯した。牧に徹底的に変貌させられた今日子を見て、英子は今日子がパリに帰るのを断念することを期待した。しかし、今日子はパリのピエールに国際電話をかけ、パリに帰ることにした。華麗な東京エマニエル夫人のアバ...