明子(佐々木ユメカ)は売れない男優祐司(川瀬陽太)と結婚し、団地に暮らしている。祐司は大金持ちのタレントになることを夢見ているが、現実は金にならないピンク映画の出演ばかりだった。そんなある日、明子は久しぶりに《同窓会》へと出かけた。彼女はその同窓会にある期待を抱いていた。それは初恋の男真悟に再会すること。胸をときめかせ会場に着いた明子だったが、集まっていたのは、ほんの数人の男女だけ。 酒も食事もなく、あるのはコーヒーだけ。 おまけに目当ての真悟の姿もない。久しぶりに着飾り、日常から抜け出してきた明子はこの現実を目の前にして…。
ピンク四天王の1人サトウトシキが描く最高の人妻エロス。同じ団地に住む20代半ばの人妻アキ子と久美子が、夫に何も告げず突然旅行に出かける。旅行先の温泉で知り合った若いカップルに触発され、彼女たちは初めて激しいレズ関係を結んでしまう。
不倫を続ける婦人警官と彼女を取り巻く男たちとの人間関係を、猟奇事件の進展に併せサイコスリラー風に描いたラブストーリー。諸事情により劇場公開を見送られOVとして発表された作品が、東京亀有名画座の特集上映で一般公開された。監督は「赤い犯行 夢の後始末」のサトウトシキ。脚本は「渇きの街」の神波史男と「日本製少年」の及川中の共同。撮影は「新極道記者 逃げ馬伝説」の石井浩一が担当している。主演は元“Wink”の鈴木早智子で、単独では初の主演作となる。96年度製作作品。
ピンク四天王の1人サトウトシキ監督が、不倫女の執念を執拗に描いた色情エロス。小説家志望の久美子はカルチャーセンターのスケベ講師の餌食になる。同じ教室に通い、同じくその講師と関係を持つアキコはそのことを知り、久美子の夫に近づき…。