五右衛門はペンションに住み込みで働く沙依(原日出子)の友人、珪子(川上麻衣子)の夫の行方を探すことになった。夫は7年前、結婚式の当日に失踪したという。釣りが趣味だったという夫の情報を手掛かりに捜査を進める五右衛門は、夫が偽名を使って生きていることを突き止め部屋を訪ねたが、無残な死体となっていた…。同じ頃、奥多摩では女性歯科衛生士の変死体が発見され、八重樫刑事(村田雄浩)と城下刑事(石川梨華)が捜査を開始する。女性は劇薬のガスを吸い気道と肺が焼けただれていた。五右衛門は釣り好きならではの観点から事件を見つめ、事件の真相に迫ってゆく。奥多摩でペンションを営む鈴木五右衛門(中村梅雀)は元敏腕刑事。前妻を亡くした今は、住み込み従業員の滝川沙依(原日出子)とその娘真里奈(前島亜美)と共に釣りを楽しみながら仕事に精を出している。ある日、五右衛門は沙依に頼まれて...
本作は、インターネットの誹謗中傷や炎上などをきっかけに起こるキーボードによる殺人=指殺人に対応するため、警視庁に開設された指殺人対策室(通称「指対」)を舞台とするサスペンス。捜査一課の第一線から外された一匹狼万丞渉(ばんじょうわたる)が、クセの強いメンバーとともに顔の見えない犯罪者=アノニマスを捜査し見つけ出すさまを描く。
中村梅雀主演「釣り刑事」シリーズ第3弾。釣り好きな元刑事、今は奥多摩でペンションを経営する鈴木五右衛門が、釣りの知識も駆使しながら難事件を解決する。
鈴木五右衛門(中村梅雀)のペンションと取引のあるクリーニング店の店員滝川沙依(原日出子)が保護司殺害で取調べを受ける。服役中の弟弘樹(土屋裕一)のことで保護司榊喬太郎(寺田農)に相談していたと語る。弘樹は出所した翌日、崖から転落して死んだ。 五右衛門は弘樹が服役中も借りていたトランクルームに、大金を隠していたのではないかと推理を働かせる。その金が榊殺害を引き起こし、弘樹の不審な死を招いたのではないか…。さらに再開発に絡んで近所の老人ホームが立ち退きを迫られており、五右衛門の周りでは次々と騒動が起こる。
今回は人望の厚い保護司殺害と、仮出所中の強盗犯の不可解な転落死の謎に挑む。半年前に愛妻を亡くして...
東京湾でブティック経営者藤田亜美(比企理恵)の溺死体が上がった。遺体の様子から川崎南署の六車(石倉三郎)と神奈川県警本部の五十嵐(西村雅彦)の見立ては殺人で一致するが、医師免許を持つ医療捜査官財前一二三(高島礼子)は死斑から、亜美はどこかで殺された後に東京湾まで運ばれ、遺棄されたのではと推測。自ら司法解剖を買って出る。
解剖の結果、亜美の肺には海水ではなく温泉水がたまっており、その成分から温泉地も絞られた。また捜査の結果、亜美は総資産数百億という北野ホールディングス会長、北野裕一郎(藤木孝)の長女ということがわかった。その裕一郎の入院先ということから、野比温泉にある裕一郎が理事長を務めるキタノ温泉病院に一二三らは向かう。院長兼理事の大倉かなえ(戸田恵子)の話から亡くなった亜美は資金繰りに関して頻繁に裕一郎のもとを訪ねていたことがわかる。裕一郎の他...