大川端の小さな旅籠「かわせみ」を舞台に、様々な人間模様を描く江戸情緒あふれる人情時代劇。主人公は「かわせみ」を営む女主人るい(古手川祐子)とその恋人神林東吾(橋爪淳)。これまで幾度かドラマ化されてきた平岩弓枝原作の『御宿かわせみ』だが、本作は古手川祐子主演で1980年代後半に制作された長編作品の第2弾。
大店の主人富三郎(内藤武敏)は、一人娘のお鹿(有森也実)に川へ突き落とされ、ずぶ濡れになる。お鹿は以前、恋人定次郎(天宮良)との仲を父富三郎に引き裂かれ、それ以来、親子関係はぎくしゃくとしたものになっていた。その定次郎が、旅の絵師として旅籠「かわせみ」に泊まっていることが分かる。女主人のるい(古手川祐子)は定次郎の本心を確かめた上で、二人を一緒にしようとするが…。
『次郎長三国志』(じろちょうさんごくし)は2000年(平成12年)1月2日にテレビ東京で放送された12時間超ワイドドラマ(のちの新春ワイド時代劇)である。全六部。
歴代作品では1991年以来、2度目の「次郎長三国志」である。全6部構成の12時間超ワイドドラマとしては最後の作品となった。またフィルム映像モノラル音声で放送された最後の作品になった。
第一部 「清水港の暴れん坊」
第二部 「次郎長売出す」
第三部 「恋女房 お蝶の死」
第四部 「仇討ち そして二代目お蝶」
第五部 「森の石松 金比羅代参」
第六部 「血煙り荒神山」
スタッフ
原作:村上元三
脚本:古田求(1 - 2、5 - 6)、田村恵(3 - 4)
音楽:長谷川雅大
監督:吉田啓一郎(1 - 5)、原田雄一(6)
主題歌:杉良太郎「吉野に風が」(作詞/作曲:小椋佳)
主題歌協力:テレビ...
8年間の婚約に男はピリオドを打とうとするが、DJに生きがいを求める女は結婚を拒否する。「これまでも民放では放送局を舞台にしたドラマがいくつかあったし、また現にあるけれど、NHKがこのテをやるとは思わなかった。このシリーズの主眼はタイトルのとおり〝人間模様を描き出すことにあるのだから、放送局が舞台になってもおかしくはない。しかし、ストーリーの展開にやや無理があるようだし、人物像の描き方が鮮明でない。理屈をこねくりまわす必要はないが、このままでは舞台が放送局である必要もまたないような気がする。放送局が放送局を描くのだから、もっとこまやかに描いても良いのではないか?もっともあまりていねいすぎると嫌味になる恐れもないではないが……。
竹内力が新境地を切り開く社会派バイオレンスアクション!
人の命を奪う殺し屋にして、命を救う心臓外科医という新たなダークヒーローを、竹内力が渾身の熱演する見所満載の本格バイオレンスアクション!大学病院の研修医吉岡の妹梓が何者かに刺され瀕死の重傷を負った。そこへ大学病院で時折見掛ける謎の男清水が現れ、身元不明のドナーから摘出した肺を移植して梓の命を救うが…。