岡山県久賀村の造り酒屋で働く喜久雄が、男女2人の他殺体を発見した。河合警部に捜査を依頼され、金田一は村へと赴く。途中、金田一は旅回り一座の座長鶴之丞に出会うが、偶然にも死んだ男女は鶴之丞一座の役者京三郎と乙女だった。やがて、2人の不倫関係を知る乙女の夫紫虹に容疑がかかるが…。
1997年1月3日
改编自:「幽霊座」
『俺たちの祭』(おれたちのまつり)は、ユニオン映画が制作、日本テレビ系で放送された若者たちの青春を描いたドラマで、「俺たちシリーズ」の最終作。
1977年11月20日スタート。当初から「俺たちシリーズ」の完結編として製作された。
『俺たちの旅』終了後、中村雅俊は本作の前番組である『俺たちの朝』のちょうど真裏にあたるNHK大河ドラマ『花神』に高杉晋作役で1977年10月まで出演していたが、その直後に1年ぶりにこの枠に戻って来ることになった。青春スターとして人気絶頂期を迎えていた中村の主演だけに本作にも期待が寄せられたが、前2作に比べてコメディの部分が少なくなり、挫折、苦悩、長い回想シーンなど重い雰囲気の場面が多く、期待に反して視聴率的に苦戦してしまう。前2作と同様に1年間の放送も想定されていたとのことだが、結局1978年4月30日に全23話をもって終了...