殺し屋に追われるペロが、西部にやってきた。駅馬車で着いたところがゴーゴータウン。この町一、人の悪いボスに支配されている。
同じ馬車で東部から帰ってきたアニーの父は酒場で何者かに殺されていた。その手に握られていた一枚の金貨を取り上げる悪漢。
この町には何かある。ペロは怪しいものを感じた。果して、ボス達は酒場の地下の工場でニセ金をつくっていたのだ。秘密を知ったアニーとペロは捕まってしまう。助けてくれたのはこれも同じ馬車で来たジミーであった。実はジミーこそ連邦保安官だったのだ。
「長靴をはいた猫」の主人公ネコのペロと、それを追う殺し屋達を抜き出して、別のストーリーで活躍させた作品。
といっても、内容的にはほとんど前作と関係なく、まったく独自のものとなっている。その辺にこの作品の作り手達の苦心と工夫の跡がうかがわれる。
浦野千賀子の青春バレーボール漫画の名作を原作とするTVアニメ。その劇場版第三弾。女子世界ジュニアバレーボール選手権がニューヨークで開催。中学女子日本一に輝いた富士見学園の主力鮎原こずえと早川みどりも全日本選抜チーム「オールジャパン」に招かれ、さらにこずえはキャプテンの大任に就く。鬼コーチ猪野熊大吾の指導のもと、かつてのライバルとともに心を通わせてチームワークを固めるこずえたち。やがてニューヨークに乗り込んだ一同はアメリカと韓国のチームにはどうにか勝つものの、決勝では最強最大の敵ソ連チームと闘うことに。アメリカや韓国の選手たちの協力を得た試合前の猛特訓を経て、ソ連勢に挑むオールジャパン。こずえたちはソ連の最強選手ボルチンスカヤが放つ猛攻「殺人スパイク」を受けとめる新技「二段レシーブ」で闘おうとするが……。TV版の第2~3クール目を主体にした総集...
浦野千賀子による青春バレーボール漫画の金字塔のTVアニメ化。その劇場版第二弾。名門富士見学園中学の女子バレーボール部で活躍する鮎原こずえと、その親友早川みどり他の部員たち。ある日、富士見中が近隣の浜紀中学と合併することになり、同校の女子バレー部員で強豪「四天王」が乗り込んできた。こずえたちは、横暴な四天王に挑むが惜敗。だがこずえとみどりは知人の富士見大学女子バレー部の合宿に特別参加して己を磨き、共有の必殺技「木の葉落とし」に開眼した。四天王を破ったのち彼女たちと和解し、ともに頑張ろうとするこずえ。だが四天王のリーダー格泉ユリだけは腕を痛めてバレーを引退。こずえたちを妬むユリは、女子中学バレーの東海地区大会で、相手校に母校チームの弱点まで教える裏工作まで始めていた。TV第7~14話辺りの総集編。中学時代のこずえたちが全国優勝を果たすまでを描く。...
浦野千賀子の青春バレーボール漫画が原作のTVアニメ。その劇場版の第四弾で最終編。女子バレーボールの名アタッカー鮎原こずえと早川みどりは富士見学園高校に進学。だがこずえを絶えず陰から支えてきた従兄弟でボーイフレンドの一ノ瀬努は、家業の青果店を継ぐため進学を断念。産地直送の野菜販売を成功させようとしていた。道が違えどもそれぞれの青春を生き、そして互いを愛しく想うこずえと努。だがこずえは東海地区インターハイを控えて、みどりとバレー部キャプテン大沼みゆきとの連携技「ダブルアタック」の完成に苦悩。そんな彼女を励ます努は、インターハイが済んだら一緒に富士山に登ろうとこずえと約束する。努の応援を胸に刻み、闘い続けるこずえ。だが努が運転するトラックが山中で事故を起こし、彼は危篤となる。その知らせを試合中に聞いたこずえは……。こずえの高校編序盤分を再編集。努との...
世代を超えて大人気を呼ぶ、浦野千賀子原作による青春バレーボール少女漫画の劇場アニメ。その第一弾。
静岡の名門、富士見学園の中等部に転校してきた鮎原こずえ。彼女は自分の青春をかける対象として、バレーボールに魂を打ち込む。やがて秀でた情熱と闘志、そしてバレーボールへの才能を鬼コーチ本郷に評価されたこずえは、部の新キャプテンに就任。当初は反目していた部員仲間早川みどりとも固い友情の絆を結びつつ、さらなる目標に向かって突き進んでいく。
TVアニメ版の再編集作品で、物語は番組の開幕編からの、こずえの中学生時代をメインに構成。1970年3月の「春休み 東宝チャンピオンまつり」で公開された。併映は『キングコング対ゴジラ』(リバイバル版)など。