【ストーリー】田舎育ちの野生児、あかねちゃんが、都会の由緒正しい名門の学園に転校することになった。あかねは、もともと上条家という名家の三女だったが、病弱だったために、貧しい画家の草介おじさんの家に引き取られていたのだ。
だが、田舎から戻ってきたあかねは、明るくたくましく天衣無縫のお転婆娘に成長していた。兄弟たちに呆れられるほど立ち居振舞いは乱暴だが、純真さと他人を思いやるやさしさは人一倍。通いはじめた白樺学園でも、持ち前のバイタリティで一躍人気者に!
お金持ちだがわがままで少々足りない落ちこぼれの男の子、北小路秀麿通称ヒデバロが、あかねになついてしまって、彼の純真さに意気投合した二人は、学園で起こる様々な事件を次から次へと解決してゆく。
【解説】「あしたのジョー」や「ハリスの旋風」の作者ちばてつやの昭和41年から42年に週刊少女フレンドにて連載...
数奇な運命に翻弄されながらも歌手になることを望む主人公峰のぞみの物語を描いた青春アニメ。アニメ作家藤川桂介と漫画家のすずき真弓が少女コミック(当時は週刊少女コミック)で連載していた漫画が原作でもある。下町にあるおでん屋の娘峰のぞみと、大財閥の令嬢香田美紀はともに歌手を目指す10代の少女。実は、二人は十数年前の出生時に互いの立場を入れ替えられていた関係なのだが、そうとは知らない両者は互いをライバル視する。美紀が財力で芸能界にデビューした一方、酒場で歌唱を続けるのぞみ。日本各地をさまよいながらも、のぞみの歌はいつしか人々の心を魅了し……。本作の製作は虫プロが担当。同社のプロデューサーだった岸本吉功は、本作のメインスタッフである富野由悠季(当時は富野善幸)や安彦良和、星山博之らと、後年に設立したサンライズ(当時はサンライズスタジオ)で一緒に仕事をし...