“山村聡” 共找到 “36” 个相关影视

必殺仕掛人梅安蟻地獄
正片

1973  

3

必殺仕掛人梅安蟻地獄

  鍼医者梅安は、ある夜、一人の浪人に本道医師宗伯と間違えられて襲われた。人違いと知ったその浪人は闇に消えた。数日後、梅安は仕掛の元締半右衛門から伊豆屋長兵衛の暗殺を頼まれた。伊豆屋は五年前に江戸に来て以来、急速に財をなしており、その私生活は謎につつまれていた。ある日、梅安は伊豆屋と宗伯が密会しているのを張り込んでいたところ、先日の浪人も宗伯を見張っていた。浪人は小杉十五郎と名乗り、薄幸な女郎お仲の母を犯し自殺に追いやった宗伯を狙っていたのだった。やがて調査で宗伯と伊豆屋の過去が判明した。伊豆屋は紀州家の侍であったが、藩内部の政権争いで、二人の家老のために宗伯から毒薬を手に入れ、藩主を秘かに毒殺したのだった。以後、侍を捨てた伊豆屋は、家老から金を強請っていたのだった。伊豆屋の仕掛を依頼したのもその家老だった。一方自分たちが狙われていると察知した伊豆...

砂漠を渡る太陽
正片

1960  

7

砂漠を渡る太陽

  終戦間近の昭和20年7月、茫洋たる熱河砂漠の真ん中にある平邑という街に唯一人の日本人曾田力という青年医師が居住しており、満人をはじめロシア人の病人や阿片中毒患者たちの治療に精根を傾けていた。ある日、曾田は奉天の色街に娼婦として売られていた可憐な満州娘馬華香を救い、奉天の有力者元井社長の協力によって彼女を魔窟から連れ戻した。元井社長は以前、曾田に命を救われたことがあり、彼は曾田に対してかけがえのない恩義を抱いていた。
  華香は曾田と共に平邑へ帰ってきたが、貧しい彼女の生家は華香を心よく迎えようとはせず、あまつさえ日本人を憎悪する華香の姉の秀麗は、曾田へ冷笑さえ浴びせるのだった。
  華香は、曾田の許で看護婦として住み込むことになった。そんな頃、平邑に来たロシア人の旅行者ロスキーが発病した。ロスキーを診察した曾田は、そこで、石田と名乗る日本人と対面した。...

以一切活着的人的名义
正片

1955  

6

以一切活着的人的名义

  曾根鉱業東京本社の労務課に勤める伊佐早靖一郎は、ボーナスが一万円多く入っていたので困っていた弟令二の月謝に払ってしまった。会計課の菅沼民子は、責任上自分で穴埋めをした。これを知った靖一郎は、返そうと思ったが返せなかった。それを機会に靖一郎と民子の間に、愛情が生れ始めた。民子は社長の息子夏樹の秘書になった。仕事熱心な夏樹は民子の働きぶりが気に入ってか、民子に求婚した。社長の周作は、仕事の関係者の令嬢香取あき子と夏樹の結婚を望んでいた。靖一郎は民子に夏樹のことを聞くと、身を引く決心をした。令二は兄の貧しい故の卑屈な気持に、いきどおりに似た気持を感じた。令二は曾根鉱業に就職し、北海道支社勤務になった。令二は積極的に労働組合に参加し、炭鉱ストの時にはその先頭に立った。周作と夏樹は民子を伴い駈けつけた。あき子は周作と懇意にしている南ゆき子の急死を伝える為に、靖...

一切为了爱
正片

1955  

8

一切为了爱

  〔花売り娘〕バークラルテの雇われマダム道江は、今宵ひどく不機嫌で、花売りの少女民子にもつらく当った。道江は旦那を刑務所に行かさないために二十万円つくる必要があるのだが、その金をマスターから出させるためにはマスターに身をまかせなければならぬ。銀座の夜は雨になった。道江はしょんぼりと雨宿りしている民子を哀れに思い、売れ残りを買いあげ千円札を与えた。民子は喜んで帰ったが、病気の姉は死んでいた。数日後、お礼を云うために、民子は道江の家を訪れた。あの日道江は折角二十万円つくったのに旦那は自殺していた。それ以来クラルテも止め、悲観して寝てばかりいたが、民子との再会で再び生きる力を見出した。 〔とびこんだ花嫁〕河野は朝っぱらからアパートのおばさんにたたきおこされた。前に故郷のお袋から写真を送って来ていた花嫁が、突如やって来たのだ。河野はキモをつぶし、その谷くに子...

ジャン有馬の襲撃
正片

1959  

1

ジャン有馬の襲撃

  慶長十四年、イベリヤ王国の植民地珠江で、十人の日本人が銃殺の刑に処せられた。その殆どは御朱印船の水夫たちだが、なかには小寿々と呼ぶ女性の姿もまじっていた。さらに、要塞の大砲は日本人街に向って火を吐いた。日本の南方貿易における足場を失わしめるに十分な武力行使だった。--イベリヤ船デイオ号が長崎へ入港した。船長カストロは、珠江事件を日本人の暴動であると申立て、船牢につながれた小畑三郎兵衛を生き証人として、家康に損害賠償と謝罪さえ要求しようとした。三郎兵衛は有馬藩御朱印船の宰領であり、また珠江日本居留民の総取締でもあった。長崎奉行は、有馬晴信の許へ急使を立てた。晴信は洗礼名をジャンプロタシオと称し、熱心な切支丹宗門の庇護者だった。彼は三郎兵衛が異国人の虜となって帰ってきたからには、相応の理由があるにちがいないと考え、真相究明のため、イベリヤの一行が三郎兵...

足にさわった女
正片

1952  

10

足にさわった女

  東海道上り特急列車の二等車に一隅、重役タイプの男の傍に美しい女が乗っている。彼女のナイロンの靴下につつまれた足が、汽車の震動で重役のズボンにさわる。食堂車で、作家が新聞記者相手に古来女の盗賊は美女にあらずと説いていると、傍に聞いていた青年刑事は抗議を申込んだ。彼はこの列車に美しい女掏摸が乗込んだのを大阪からつけて来ているのであった。折から例の二等車の重役が盗難にかかったとさわぎ出す。青年刑事はてっきり傍にいた美しい女掏摸の仕わざだとにらんで、彼女のあとを追って汽車をとびおりる。女掏摸は戦時中スパイの嫌疑で自殺した父の法要を営なうと弟分を連れて下田へ向かう途中であった。ところが、刑事の見込みちがいで、彼女のほうこそ老婆の掏摸から三万円の路金を掏られていることに気がついた。そこで熱海の宿では泊り合せた例の作家から、色仕掛で五万円せしめ、船で下田へ向かった...

義士始末記
正片

1962  

6

義士始末記

  元禄十五年十二月、四十七士が本懐をとげると、世はあげて賞讃の声を惜しまなかった。時の幕府は将軍綱吉を中心として、義士の処遇について苦慮した。儒学者荻生徂徠は、世論が賞讃と同情をもりあげ、助命の処置へ向って沸騰して行くのを承知の上で、敢えて義士に対する処置は「切腹」であるべき事を主張した。それは情においてではなく、法の名においてであった。かつて徂徠がおからを喰って勉学に励んでいた苦学時代、その長屋に隣り合せていた踊りの師匠おかつは、徂徠を尊敬するあまり、身の廻りの世話まで見た間柄で、徂徠もまた、おかつの芸に高い評価を惜しまなかった仲であった。しかし徂徠が将軍膝下にあって義士処遇の事を議する現在となっては、その立場が逆転した。つまり、おかつの弟間新六は、徂徠によって死に当面することになるのだ。義士の一人、中村勘助の恋人であるおしまも、おかつ同様徂徠に対し...

奴の拳銃は地獄だぜ
正片

1958  

9

奴の拳銃は地獄だぜ

  土地のやくざ仙三は弟分の留吉らを連れて、競争相手のやくざ弥太の受取るはずの荷物を先取りした。それは、香港から来た船から海中へ投ぜられたものであった。警察に、そのうちの一つが取得者から届けられ、田村警部や坪内警部補らが動きだした。中身が麻薬、ピストルなどだったから。仙三は、弥太の用心捧をやっているバー「ミモザ」へ遊びに行った。留吉はみどりという女を張りにダンスホール「オリオン」へ。どちらも同じ経営者だった。「ミモザ」にはりゃんこの政吉という妙な男がいた。やくざらしい。弥太はこの男が気に入り、仲間にしようと思った。仙三の帰途を、弥太の手下が襲い、留吉は危く逃れたが、仙三は死んだ。そのとき駈けつけた坪内も死んだ。その妹さと子はダンスホールで働いて犯人の動静を探ることにした。田村の頼みでもあった。ダンスホールのマダム、マリはみどりが都築--マリの夫であり、ホ...

河のほとりで

正片

1962  

9

河のほとりで

  多賀谷たね子は二十一歳。フランス文学を専攻する美しい女子大生で潔癖な性格の持ち主だ。ある日、母親とも子と知人の藤五が激しく言い争っているのを耳にした。父親の新蔵にはむかし別の妻があり、とも子がその人から新蔵を奪いとったとか……。その人はとも子のまたいとこにあたりしとやかで美しく、とも子とは親友だったという。両親の秘密はたね子にとって大きなショックだった。自分が一人の女の人の幸せを踏みにじって、この世に生れたということに嫌な気持がした。その頃、出張に出かけた新蔵は帰りの飛行機の中で、二十年ぶりにそのむかしの妻、あさ子と再会していた。あさ子は高山兼吉と再婚、熱海で旅館を経営し幸福な家庭を築いているという。空港にはあさ子の息子、新太郎が迎えにきていた。新太郎はたね子と同じ大学の経済科の学生。ラグビーで鍛えた身体は逞しく、明るく飾り気のない好青年だ。たね子と...

こんな私じゃなかったに

1952  

1

こんな私じゃなかったに

  自由大学理学部の応用化学教室に学ぶ女子学生村田千秋は学内でも才媛で知られていたが、その姉昌子は元芸者で、今は踊りの師匠をしていた。昌子には、出征中、生木を割くようにして別れさせられた横山武との間に貢一という子があり、父親真吉と一緒に田舎に住まわせてあった。千秋は姉が二世帯の生活を見る上に、自分の学費まで負担していてくれる苦労を思い、日頃好意以上のものを感じ合っていた同じ教室の清水寿人があっさり金持の娘と政略結婚をしてしまったのを機会に、姉の昔の朋輩お龍の家から夜はアルバイトで芸者に出ることにした。千秋も、もちろん姉に劣らぬ踊りの名手であった上に、彼女の持つ知性が人気を呼んで、流行っ子となったが、やがてそれが学内で噂されはじめた。その噂に一番心をいためたのは、彼女に好意を持つ天文学教室の山下欽一であった。ある夜千秋は矢島という客と知り合い、その人柄に好...