親友の遺児を引き取ろうとした男にふりかかる、源頼朝伝説の怨念と奇怪な死。一部資料では斉藤慶子出演と記載されているが斉藤恵子の誤り。また一部資料では放送終了が1978/09/02と記載されている。協力下田聚楽ホテル。
キー局 MBS
放送曜日 土
放送期間 1978/08/12~1978/08/26
放送時間 22:00-22:55
放送回数 3 回
連続/単発 連続
番組名 横溝正史シリーズII
原作 横溝 正史「女王蜂」
局系列 JNN
制作会社 (製作三船プロダクション、MBS)(企画角川春樹事務所、MBS)
制作 (制作担当小島 高治)
企画 角川春樹事務所、MBS
1975年10月5日から1976年10月10日まで毎週日曜日20:00 - 20:54に放送された。当初予定されていた放映期間は2クール(半年)だったが、高視聴率を獲得し続けたことから結果的に4クール(1年)に放映期間が延長された。カラー、フィルム作品。
物語は三流私学修学院大学の学生カースケ、その同級生オメダと、同郷の先輩で早大OBグズ六が中心に織りなす友情と青春群像を活写し、生きることの意味、悩み、喜びなどについて問いかける。
放映後、単発のスペシャル特番が3作放映された。
カースケはバスケットボール部のキャプテンでエースであったが、就職活動はほとんどせず、アルバイト中心でその日が楽しければよいというタイプであり、彼に好意を抱く部のマネージャー洋子の心配をよそに気楽な毎日を過ごしていた。
一方、親友のオメダは父親不在の生い立ちと彼自身の生真面...
15年前の「女子大生殺人事件」の情報を集める両親のもとに、男梶川太郎(宅間孝行)が自ら犯人だと名のりでた。被害者岡林のぞみに思いを募らせた末の殺人だと言い、犯人しか知りえない殺人現場の秘密を告白する。迷宮入りかと思われた事件は急展開するが、沢木正夫(寺脇康文)は犯人の告白に疑問を抱く…。一方、梶川と話した弁護士徳大寺逸郎(相島一之)が何者かに撲殺される…。
雑誌記者の寺内亜木子(斉藤慶子)と林みどり(久本雅美)の「お局コンビ」が事件に巻き込まれては真相解明に乗り出すミステリーの第3弾。亜木子とみどりは、ひょんな事から山下幸介(山崎銀之丞)と出会う。幸介は二週間前、旅先の安房小湊で腹痛に苦しみ、和田かおり(三浦理恵子)という女性に助けられた。そのかおりに会いに、仙台から上京してきたという。亜木子らも共に、そのかおりの実家の和菓子屋を訪ねると、一人娘かおりは二ヶ月前に小湊で転落して死んだという。死んだかおりに生き写しの女性の出現、そしてかおりの大学時代の友人の女性と男性が次々に殺されて、恋愛のもつれと見えた事件に恐ろしい闇の犯罪が…。
十津川警部(渡瀬恒彦)は亀井刑事(伊東四朗)の勧めもあり、仕事の疲れを癒すため京都へ。行きつけの旅館についた十津川警部は、悲しみを秘めたある一人の女性(濱田万葉)を見かける。女将の芳子(松原智恵子)の話では、東京からの客で失恋旅行なのではないかというが、十津川は気になって仕方がなかった。翌日、嵯峨野を訪れた彼は、ある念仏寺で幼い子供の石仏を思いつめたように見つめているその女性を見かける。そして彼女が寺のノートに書き残した文章をみると「私は彼を殺します。ゆみ」と書かれていた。十津川はすぐ追いかけるが、見失ってしまう。旅館に戻り、芳子からその女性の名を聞くが、彼女はゆみではなく、「高木亜木子」という名で宿泊していた。十津川警部は亀井刑事に連絡を取り、彼女を調べるよう依頼。その結果、高木亜木子(田中美奈子)という女性は存在したが、東京で働く弁護士であり、今...
五年振りにムショを出た口笛のジョージこと、原田譲二は、昔のシマ横浜へ戻って来た。が、かっての組は潰れ、兄貴分の鉄や弟分の辰は新興勢力の張三元の下で動く身だった。一人になっても、組を盛りかえそうと譲二も懸命になったが、新興勢力の前にはどうする事も出来なかった。そんな時、波止場でグレン隊に襲われていた盲目の少女由比子を救った。身寄りのない、この清純な少女にヤクザの譲二は強くひかれていった。そして、由比子の眼の手術費のために、今は張三元の仕事を引受ける決意をした。手術の日まで二人の心をしっかりと結ぶために、二人は時計を交換したが時悪く譲二達の舟が巡視艇に見つかり、矢田部刑事を射ちそこなった譲二は、仲間を裏切ったと海へ投げられた。丁度その頃、由比子の手術は成功していた。それから二カ月、譲二は運送会社の社長に助けられて、運転手となっていた。一方の由比子も矢田部...
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今回は警視庁の矢部警部とその恋人の失踪をきっかけに、左文字に前代未聞の難事件が降りかかる。そしてなんと、親友矢部警部に殺人の容疑が…。果たして左文字は、矢部警部の窮地を救うことができるのか?