『俺たちの朝』(おれたちのあさ)は、日本テレビと東宝が制作した青春ものテレビドラマ。1976年10月17日から1977年11月13日まで、日本テレビ系列で日曜日20時から1時間枠で放送された。全48回。
刑事ドラマ『太陽にほえろ!』のテキサス刑事役を降板した勝野洋の次回作であり、初の主演作。そして、前番組であった中村雅俊主演『俺たちの旅』の人気を引き継ぎ、当初は1クールの予定だったが全48話一年間のロングランとなった。
修学院大学を中退した修治(オッス)とオッスの友人で在学中の勇夫(チュー)は、都内の下宿先を追い出され、偶然会ったオッスの幼友達で先輩でもある太作(ヌケ)を追って、居を求めてチューと2人でリヤカーを引き鎌倉まで行く。そして、そこで知り合った東京美術大学学生の麻子(カーコ)と3人で奇妙な共同生活を始めることになる。オッスは大の海好きで、ス...
放送期間:1974年(昭和49年)4月7日 - 9月29日
放送時間:毎週日曜日20:00 - 20:55
放送回数:全22話
カラー作品
大学の先輩でもある河野武の後任として私立高校である太陽学園へ赴任となった沖田俊。そして2年前の河野と同様に、学年じゅうの落ちこぼれの集まりで、「ガラクタ」の異名を持つ3年D組のクラス担任を任される。成績を理由に部活動を禁止された男子生徒らの為にとラグビー部を設置する沖田だが
監修 - 千葉泰樹
プロデューサー - 岡田晋吉、中村良男(日本テレビ)、黒田正司(東宝)
音楽 - いずみたく
撮影 - 宇野晋作
編集- 大高勲
制作担当 - 高木正幸
各話 放送日 サブタイトル 監督 脚本 ゲスト
1 1974年
4.7 学校より大事なこともある!! 高瀬昌弘 鎌田敏夫
2 4.14 先生を信じる奴はバカだ!!
...
大和田信平は紀勢本線の港町太地駅の駅長として赴任して来た。鯨の町として有名なこの港町は、テント船(捕鯨船)の浮かぶのどかな漁港である。信平を迎えたのは、昔、信平の先輩だった乗客係の坂口庄作や、その息子の大作たちだった。ところが到着早々、信平は庄作の「くそまじめで、つまらん男さ」という陰口を聞き、駅長の威厳をもって一喝する。整列した職員一同にも勤務の状態を細かく注意し、駅の乗降客の倍増のために努力するようにとハッパをかける。新公舎か完成するまでの間といって庄作が案内したのは墓地の裏手にある、化け物が出るという評判の、ひどい古びたあばら家だった。まるでお化け屋敷だと驚く信平に庄作は家賃が安いし、隣の尼寺の風呂場が覗けるからとささやく。そんな趣味はないと笑いとばす信平だったが、亡妻うめ子の位牌と一緒の一人暮しの身であれば、庄作のよこした芸者を帰しはしたもの...