『次郎長三国志』(じろちょうさんごくし)は2000年(平成12年)1月2日にテレビ東京で放送された12時間超ワイドドラマ(のちの新春ワイド時代劇)である。全六部。
歴代作品では1991年以来、2度目の「次郎長三国志」である。全6部構成の12時間超ワイドドラマとしては最後の作品となった。またフィルム映像モノラル音声で放送された最後の作品になった。
第一部 「清水港の暴れん坊」
第二部 「次郎長売出す」
第三部 「恋女房 お蝶の死」
第四部 「仇討ち そして二代目お蝶」
第五部 「森の石松 金比羅代参」
第六部 「血煙り荒神山」
スタッフ
原作:村上元三
脚本:古田求(1 - 2、5 - 6)、田村恵(3 - 4)
音楽:長谷川雅大
監督:吉田啓一郎(1 - 5)、原田雄一(6)
主題歌:杉良太郎「吉野に風が」(作詞/作曲:小椋佳)
主題歌協力:テレビ...
松下由樹&藤井フミヤ共演のラブコメディー。週刊誌の編集部で働く自由奔放な主人公を中心に、彼女と周囲の人たちによる恋愛模様を描く。舞台は週刊誌「Hanako」編集部。ここで働く悩みなど何もなかった元気な女の子が恋をする。途端に悩みが生まれ、少しずつ周囲に目を向けるようになり、次第に大人に成長していく。主人公水島ユキを松下由樹、彼女のかつての恋人でバーのマスター山岸雅人役を藤井フミヤが演じる。ほか松本伊代、石田純一らが出演。
1. 私は今日も悩まない!
2. お茶くみ女は、カンで生きる
3. 私はお金にケバくない!
4. 遊び甲斐のある転職コレ定番
5. ラクなお仕事返して下さい
6. 女は顔か、性格か
7. 純愛はカラダでね
8. 男とオンナの迷路
9. 別れても好きな彼
10. 友達に戻れますか
2003/4/4~5/30、2004/4/2~7/23に放送された『御宿かわせみ』の第三シリーズ。東吾(中村橋之助)の兄通之進(草刈正雄)の部下で東吾の友人畝源三郎役は、第一、第二シリーズの宍戸開から沢村一樹に交代した。第一シリーズ(2003/4/4~5/30)第二回「宵節句(よい…ルビ)」に出演した和世(有森也実)が、本作第一話に登場(和世の兄五井兵馬(佐々木蔵之介)も回想シーンに登場する)。兵馬の愛人に弟子たちが唆されて敵討ちするという展開になっていた。各話サブタイトルは以下の通り(カッコ内はルビ)。第一回「花御堂(はなみどう)の決闘」、第二回「千鳥が啼(な)いた」、第三回「牡丹(ぼたん)屋敷の人々」、第四回「秋色佃島(しゅうしょくつくだじま)」、第五回「雨月(うげつ)」、第六回「忠三郎転生(てんせい)」、第七回「雪の夜ばなし」、第八回「梅...
美容整形医院経営の傍ら、警視庁嘱託医を務める高嶺涼子は、絞殺死体の検視を行った。被害者は、勤務先の花屋社長野沢と婚約している神岡薫だった。伯母絹子が遺体を確認するが、遺体は、薫とは別人であることが明らかになる。被害者は豊胸手術をしていたが、その材料や手術方法などから阿波野里美と判明。1年前、里美は、美容整形して薫になりすましていた。
華麗なテクニックを持つスリの美人三姉妹が極悪組織と対決する。京都で代々続くスリの花吹雪一家の星江(萬田久子)、月子(杉本彩)、花代(辺見えみり)の三姉妹。ある日、彼女たちは元締めの鹿蔵(遠藤太津朗)から、暴力団の内部抗争で死んだフィリピン人女性の恨みを晴らすよう依頼される。
競馬好きの古田茂作は、町の期待を一身に受けて、清掃課から、市営競馬場の所長に抜擢された。公務員は馬主になることはもとより、馬券一枚買うことすら御法度。茂作はそんなことなど気にしなかった。しかし、茂作には悩みがあった。妻マリにせがまれる夫婦のいとなみについて行けず、孫を欲しがるマリの母親や祖母にまで、その怠慢をなじられていたのだ。茂作は考えたあげく、競馬場の嘱託獣医三川剣山に相談をもちかけた。剣山は同情のあまり心臓弁膜症という病名を彼に与え、茂作はそれをマリにふれ込んで夜の交渉をたった。ところが一難去ってまた一難。茂作は、不調続きの経営で市長から厳しい非難を浴びせられた。茂作が人目をさけて剣山に預けていたモサク号が、品種改良の実験材料として去勢されたのはそんな折だった。起死回生のチャンス、記念ダービーが迫った。今となっては、呼び物いりの名馬を揃えた大レ...