左文字の親友矢部警部がついに結婚式を迎えるが、そこで事件が発生! 結婚式場で倒れた男が左文字に託した「マリア」というメッセージの意味は? 左文字が矢部警部のために調べ上げた事件は意外な展開を見せていく…。また今回から秘書麻生史子役で戸田恵子が、矢部警部役で布施博が新キャストとして出演。
水谷豊主演「探偵左文字進」シリーズ第6弾。今回は避暑地軽井沢での不可解な誘拐事件に左文字が挑む。 過去最高の出来上がりといわれるミステリアスな展開と水谷の変装は見逃せない!
【ストーリー】
探偵左文字進(水谷豊)に夫憲吾(石丸謙二郎)の浮気調査を依頼したことのある中谷百合絵(秋本奈緒美)から依頼の電話が入った。軽井沢の別荘で娘理沙が誘拐されたという。早速、調査を始めた左文字は、住み込みの家政婦直美(有森也実)に事情を聞く。また、左文字は警察への通報を促すが、夫婦は同意しない。
同じ頃、警視庁の矢部警部(益岡徹)は、世間が注目する母子殺人事件で、窮地に陥っていた。矢部警部が容疑者を逮捕したのだが、誤認逮捕と判明したのだ。そんな矢部警部を軽井沢に呼び寄せた左文字は、彼を自分の部下と身分を偽り、誘拐事件の調査を手伝わせる。
そんな中、家裁の調査員...
人気、実力共に歌舞伎界の若手ナンバーワン中村橋之助主演による待望の新時代劇。第75回(平成7年)オール読物新人賞を受賞した宇江佐真理の人気時代小説「髪結い伊三次捕物余話」の初テレビドラマ化です。
深川育ちの江戸っ子で粋でいなせな髪結いの伊三次。歳は若いが腕が良いからお得意さんも多い伊三次だが、実はもう一つの顔があった。それは、定廻り同心不破友之進(村上弘明)の密偵というものだった。
江戸深川を舞台に、刀はもとより十手すら持たない伊三次は、細工を施した商売道具の髷棒一本で事件に立ち向かっていく。信頼の固い絆で結ばれた北町奉行所の同心不破友之進との友情。伊三次と所帯を持つことを願っている辰巳芸者、お文との恋物語。そして江戸下町の人々の喜怒哀楽を織りまぜて物語は展開していきます。
当時の文物や風俗、生活習慣や言葉を可能な限り再現し、粋でいなせなカッコよさ...
池波正太郎原作の娯楽時代劇!
編笠十兵衛を演じる村上弘明の、男の色気を感じさせる華麗さと豪快な殺陣に圧倒!
元禄五代将軍徳川綱吉の時代を舞台に、隠密編笠十兵衛の活躍を描く。編笠十兵衛(本名:月森十兵衛)は、柳生十兵衛の血をひく剣の達人で、将軍家から「御意簡牘(ぎょいかんとく)」と呼ばれる葵の御紋入り天下御免札を携え、将軍直属の勅言係中根平十郎の下で、世間探索の仕事を行い、幕府政道の歪みを正すべく隠密活動している。しかし表面的には浪人であり、菓子屋を営む愛妻静江と一人娘千代とともに暮らす家庭的な夫であった。
物語は、池波正太郎原作に基づき、十兵衛が赤穂浪士の吉良邸討ち入りを助けて活躍する忠臣蔵秘話である。(全12話)
1、血煙り高田の馬場
2、吉原おいらん斬り
3、刃傷!松の廊下
4、大八車暴走す!
5、内蔵助乱れる!
6、吉良方武士道別れ道...
原作:池波正太郎「侠客」
侠客の祖といわれている幡隨院長兵衛(村上弘明)が、生涯の友となる旗本水野十郎左衛門(渡瀬恒彦)と初めて出会ったのは、長兵衛がまだ、塚本伊太郎と名乗っていた頃。ある晩、目の前で父伊織(北村総一朗)を刺客に殺され、自らも白刃に囲まれたところを助けられたのであった。町人として暮らしていた伊太郎には父が殺された訳すら知る由も無かった。父の仇唐津八万石の暴君寺沢兵庫頭(中原丈雄)を討つまでの紆余曲折を中心に、仇討ちに力を貸す口入れ屋山脇宗右衛門(神山繁)との信頼関係、その孫娘お金(野村真美)との恋や、剣客笹又高之助(石橋蓮司)との確執と多彩な人間模様が展開される。【以上、時代劇専門チャンネル広報資料より引用】ロケ協力:京都 大覚寺、栗生 光明寺、大本山 随心院。【役名(演技者)】塚本伊太郎[幡随院長兵衛](村上弘明)、笹又...
東京都南部にある警視庁本池上警察署がドラマの舞台。本池上署署長の椎名啓介(高嶋政伸)がドラマの主人公。本池上署の警察官、主人公の家族、犯罪と立ち向かう本池上署管内の地元住民の人間模様を描く。
ナショナル劇場枠は、『水戸黄門』や『大岡越前』、『江戸を斬る』等時代劇中心のドラマ枠だったが、1960年代は『七人の孫』等現代劇中心の枠だった。2001年10月から1クールで放送された『こちら第三社会部』から32年ぶりに現代劇の製作を復活し、本作はその第2弾としてスタート。最初のシリーズが好評だったことから、本作が『越前』に代わって『黄門』の新シリーズスタート迄の間(1クール)に放送されるシリーズとなった。高嶋にとっては『HOTEL』と並ぶライフワーク的ドラマシリーズでもある。因みにレギュラー出演者には高嶋をはじめ東宝芸能所属俳優が多いが、制作は親会社の東宝では...
小早川信孝は写真週刊誌「マンデイ」の契約記者で、見栄っ張りで金銭感覚がルーズ。ハウスマヌカンをしている妻の美智も金銭にルーズで、共にクレジットカード地獄に陥り、遂には美智が信孝にひどく怒られ、友人の家へ身を寄せてしまう。信孝は美智を迎えに行くが、そんな時偶然車中でのプロ野球選手の不倫現場に出くわし、これをスクープ。信孝はこの時の相手の美女を追って行ったが、後にこの美女がマンデイの出版社「夢想社」の社長鯨岡伝次郎の娘昭子とわかり仰天。しかし信孝は、鯨岡社長と昭子に見初められ、やがて逆玉の輿に乗って信孝は重婚状態に…。
女性に対しだらしなく甘い信孝が、数々の修羅場を潜り抜け、次第に幸せとは何かを見付け出すそのサクセスを喜劇タッチに描いたコメディドラマ[1]。
秘湯の大牧温泉で24年ぶりの新婚旅行のやり直しをしていた柊に祭りでに賑わう高山から緊急電話が入った。飛騨高山の小糸坂近くの旅館の中庭から白骨死体が発見されたのだ。着いたばかりで妻春子の機嫌も悪いが、柊は現場に向かう。白骨死体は小糸坂の民芸旅館「翠玉」の裏庭の松の根元に埋められていた。死体には装飾品の類は一切ついておらず全裸で埋められていたようで、しかもその状態から見て30年くらい前のもので、たとえ殺人としても時効は成立している。赤かぶの勘が働き出した。