日本製作のオリジナルビデオ。これは、俺の戦争や! 正木の危機に、裏盃の軍団が怒りの炎を燃やす。主演の中条きよしが全面的に製作に携わり、極道の世界に生きる男達の物語を描いた村上和彦原作の作品を映像化した仁侠アクション、『新第三の極道』シリーズ第12弾にして最終作。監督は、津島勝。藤堂組若頭正木(中条きよし)は、全国制覇の足掛りに室田組を介して名古屋を落とそうとするが、組員たちの不可解な事故死が相次ぎ、遂には室田組組長までもが何者かによって暗殺されてしまう。そして、正木自身にも竜の刻印を持つ謎の男から刺客が差し向けられた。
「湘南爆走族」の連載終了の10年後に、吉田聡がファンの熱い要望を受けて放つ「新たなる湘爆」シリーズをオリジナル実写化した第4弾。バイク同士の対決やチーム抗争を描き、“輪蛇”VS“虎武羅""の湘南最強、最速を競う熱く激しいバトルが描かれる。
神林仁のもとに旧知の女性、薫から電話が入る。そのただならぬ雰囲気を不審に思った仁は、薫の亭主でかつての兄弟分の潮組若頭岩田を訪ねる。すると、岩田は何者かに襲われそうになっており、危機一髪仁が助ける。後日関東一円会会長酒井に呼び出された仁は、岩田が対抗する内藤組から3億の金を強奪し逃走中だと聞かされ、仁にその片棒を担いだ嫌疑がかけられていることを知ることになる。
お互いテッペンめざそうやー。幼き日の約束、硬く誓い合う若き獅子たちが熱く吼える! 暴力団新法施行前夜を背景に、幼なじみの2人の男がヤクザ社会の中で辿る生き様を描く任侠ドラマ。『獅子王たちの夏』(91)の姉妹編で、前作に続き高橋伴明が監督。脚本を、夏井辰徳と剣山象。幼なじみの三崎和馬と江口智弘は、天女の刺青を背負う伝説のヒットマン鳴門隆の死体を始末したことから、本格的に極道社会に踏み込んでいく。同じ幼なじみの須藤弥生は二人とは別にホスト生活を始めるが、背中に天女の刺青をした客しのぶに出会い、本物の鳴門は実は生きていることを知る。一方、和馬と智弘は互いに一対の獅子の刺青を掘り、桜井組の中で着実に勢力を伸ばしていった。だが和馬は本家筋の佐竹組の遠藤の女である奈美を強引に自分の女にすることで組を破門になるが、あくまでも極道の道を求め、智弘は産業廃棄物処理場を...
本作は、息苦しい日々に病む女性ナオミを主人公とした作品。支配欲の強い母親のもとで育ったナオミは、耐えきれずに実家から逃亡した先で無銭飲食をしてしまう。それをきっかけに今まで出会ったことのないユニークな2人とシェアハウスで過ごすことに。仕事をする人々を“奴隷”と呼び、朝食に冷えたビールを飲み、たばこの煙をくゆらしながら日々の生活を楽しむ酔狂な者たちに影響を受け、ナオミは徐々に本来の自分を取り戻していく。
日本最大の暴力団組織丹波組三代目組長山台富士男が病死した。組長代行となった山辰組々長山中辰夫(白竜)は、丹波組々長竹本一久(小沢仁志)をカシラに推薦する。しかし、実質丹波組を仕切る三代目山台の姐スミ子は、竹本こそ、丹波組四代目を継ぐ男だと言及する。やがて、竹本派と山中波は敵対し、巨大組織が真っ二つに分裂していくのであった。それは、組長暗殺に拍車を掛けていく。