都内の住宅地で運送会社のトラックが民家の門を壊す事故が発生。担当の保険会社社員高田(金田明夫)は、直ちに事故の処理に当たった。トラックを運転していたのは、宮島(松田洋治)という男で、警察はスリップと居眠り運転による二重事故と断定。被害を受けた家の主山西省三(鶴見辰吾)と、その妻で事故当時家にいた美保(斉藤慶子)が柔軟な姿勢を見せたことから、高田の処理交渉はすんなり終了した。ところが、その6日後、新潟県湯沢町の下り坂で、宮島が再び事故を起こして死亡。翌日、隣接する群馬県水上町の林道では、東京在住の探偵所所長で田中久子(十朱幸代)という女性の絞殺死体が発見された…。事件の5ヶ月前、妻久子と2人で探偵事務所をやっていた田中幸雄(古谷一行)は、山西美保という女から夫山西省三の浮気調査の依頼を受けていた…。【以上、NTV広報資料より引用】
キー局 NT...
池波正太郎原作の娯楽時代劇!
編笠十兵衛を演じる村上弘明の、男の色気を感じさせる華麗さと豪快な殺陣に圧倒!
元禄五代将軍徳川綱吉の時代を舞台に、隠密編笠十兵衛の活躍を描く。編笠十兵衛(本名:月森十兵衛)は、柳生十兵衛の血をひく剣の達人で、将軍家から「御意簡牘(ぎょいかんとく)」と呼ばれる葵の御紋入り天下御免札を携え、将軍直属の勅言係中根平十郎の下で、世間探索の仕事を行い、幕府政道の歪みを正すべく隠密活動している。しかし表面的には浪人であり、菓子屋を営む愛妻静江と一人娘千代とともに暮らす家庭的な夫であった。
物語は、池波正太郎原作に基づき、十兵衛が赤穂浪士の吉良邸討ち入りを助けて活躍する忠臣蔵秘話である。(全12話)
1、血煙り高田の馬場
2、吉原おいらん斬り
3、刃傷!松の廊下
4、大八車暴走す!
5、内蔵助乱れる!
6、吉良方武士道別れ道...
大学生の矢崎省一(松田洋治)がアルバイトをしている、24時間営業のコンビニエンスストアに中年の男が訪ねて来た。客だとばかり思っていた省一の予想に反し、村田耕三(千葉真一)と名乗るその男は今日から働くことになっているアルバイトだと挨拶してくる。店長からは何も聞いていないし、そんなはずはないと反論する省一だったが、耕三は本部からの紹介状を持っていた。省一は渋々認めたものの、いきなりやって来た耕三のことを簡単に受け入れるつもりはない。そして店員の心得や店のルールなど、とても一度では覚えきれないようなことを矢継早にまくし立てた。省一は、働き盛りのいい年の男がやるような仕事ではないということを耕三に思い知らせたいのだった。そんなやり取りの最中、一人の美女が店に入って来る。すると、省一は一瞬のうちに表情を変え、視線はその女絹代(名取裕子)に釘づけになった。そ...
日暮里警察署の刑事である神保徳之助(小林稔侍)は駅弁が大好き。駅弁フェアに行っては、フリーライターの工藤美奈子(遠藤久美子)と全国の駅弁を奪い合っている。徳之助は、定年になったら日本全国駅弁めぐりの旅をする、と亡き妻と約束しており、それが果たせなかった妻への思いも込められていた。ある日、管内で殺人事件が発生した。公園で殺されていたのは三枝真奈美(浅野麻衣子)。捜査を始めようとしたところで、警視庁の捜査一課が事件の捜査は自分たちがする、と割り込んできた。一課の3係を率いる北村祐介警部補(小林健)は、徳之助がかつて一緒に組んで仕事をしていた刑事の息子だった。北村の父親は捜査中に犯人に撃たれて殉職、徳之助はその責任を感じて密かに息子の北村を長い間見守ってきたのだ。殺人現場から逃走した男の似顔絵を独自に手に入れた徳之助は、被害者が勤務していた病院のカウンセリ...
負傷した殺し屋を助けたことから犯罪組織と関わっていくことになる血のつながらない姉弟を描いた映画。 第三回ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭で、オフシアター部門の審査員だった香港映画監督ツイハークが、「ダイヤモンドの月」でオフシアターコンペ部門グランプリを受賞した野火明の才能を認め、ツイハークと野火明の共同原案、野火明監督の劇場用映画デビュー作。R指定。
姉マキ(石堂夏央)と弟慎二(伊崎充則)は、酔っ払いのサラリーマンから財布を盗んだり窃盗等で暮らしていた。そんな2人が負傷した殺し屋火野(堤真一)を助けたことをきっかけに、3人で共同生活を始めることになる。マキは殺し屋火野と関係を持ち、火野の雇い主佐藤(高田純次)の親分、大和(佐藤允) からも関心を持たれるが、マキは過去の性的なトラウマから、異常な行動をすることがあった。弟の慎二はマキと火野...