都内で大手電機メーカー社長の妻五十嵐あかね(遠野なぎこ)が殺された。鋭利な刃物で十数か所を刺すという残忍な手口だ。死体を発見した夫実(岸田研二)によると、会社の大規模なリストラ計画を非難し犯行を予告する脅迫状が届いていて、あかねが“3人目の獲物”だと記されていた。十津川警部(内藤剛志)をはじめとした十津川班の面々は最近起きた未解決の殺人事件を改めて調べると、被害者の特徴と犯行の手口から、飲食店店長石塚克郎(吉村界人)の犯行ではないかと行き着く。石塚は女性を暴行して服役した過去がある危険人物で、彼をリーダーとする不良グループは素行が悪くひんしゅくを買っている。十津川は石塚が犯行を重ねるとにらみ、徹底的にマーク。案の定、犯行に及んだ石塚を捕らえ現行犯逮捕する。これで事件は解決したかに思われた。
十津川が家に帰ると、妻の直子(池上季実子)が“愛想が尽...
日本映画监督协会成立70周年纪念作品
映画『映画監督って何だ!』は、日本映画監督協会が創立70周年記念事業の一環として製作したものです。協会員が一丸となって製作したこの記念映画には、監督90名が俳優として出演し、さらにスタッフとして60名の監督が参加しています。まさに「監督の監督による」映画作りだったといえます。もちろん、協会員150名以外にも、小泉今日子、佐野史郎、石川真希、原田芳雄などの俳優陣や、撮影、美術、録音などの本業スタッフの援軍も得ています。
「映画監督」の仕事の本質は何かを改めて問うところからはじめ、<時代劇>あり、<再現劇>あり、さらには<ドキュメント>、<インタビュー>で構成されるこの映画の一貫するテーマは、<「映画の著作権」獲得>への宣言です。そうです。この記念映画は、1971年施行の現行著作権法により奪われた映画監督の著作権につ...