南の小さな島から黄春花は、まだ見た事のない日本人の父に会うために東京に向かった。途中、春花は飛行機の中で設計技師の山口一郎と知り合った。羽田に到着すると、陳と名乗る男が、一郎を呼びとめ、“大富豪の令嬢章玲紅が結婚式場より脱走、捜索に十万ドル進呈”の見出しで、春花とそっくりな玲紅の写真入りの新聞を見せるのだった。大同不動産の社長である春花の父は、彼女に自社の株三百万を残して死んでしまった。会社の田中専務と福田常務の間で、社長の椅子と春花の株券をめぐって内紛が持ち上がり、そればかりか、玲紅と間違えられた春花は、陳からも狙われてしまい、一郎に助けを求めた。10万ドルの美人が転がり込んで来たと喜ぶ一郎だが、春花の出現で面白くないのは恋人の北原美保。案の定、一郎は株券とともにどんどん春花に魅かれていき、やがて美保の存在を忘れていった。しかし、春花は一郎の気持...
講演で山形を訪れたフリーライターの冬子は, 自然保護運動に携わる友人の知子の家に泊まる。友子は夫の及川と一緒に深山和紙の工房を営んでいるが, 最近及川の様子がおかしいと冬子にこぼす。 翌日、山寺立石寺で, 朝日商事の社長小柳の絞殺死体が発見される。小柳は産業廃棄物処理 場の建設に関わっていて, 処理場建設反対運動をしていた迫水が, 天童署の潮田警部に殺害容疑で連行される。
一方同じ日に, 高知県の仁淀川河川敷で金井開発社長の金井卓造が殺される。金井と小柳は知人同士で, 奇妙なことに2人の殺害方法、 死亡推定時刻が一致していた。 金井の死体の第一発見者が, 知合いのカメラマンの高村であることに驚いた冬子は…?!
美人記者香坂冬子の名推理 山形高知殺意の二重奏涼風薫る東北の山寺立石寺そしてしゃく熱の国高知で同じ殺害方法の死体が!悲しい過去が呼んだ1...
警視庁科学犯罪捜査課の警視平松薫(芳本美代子)は、講演先の山形県米沢市で幸町豊(高橋和也)と知り合う。惚れっぽい薫は好青年の幸町に一目ぼれした。ところが、薫は幸町との散歩の途中に白骨死体を発見してしまう。とりあえず捜査から解放された薫は、早速幸町と友人たちのしゃぶしゃぶパーティーに参加することに。しかし、パーティー会場のペンションにはアドベンチャー探偵越智健太郎“通称オチケン”(赤井英和)も出席していた。オチケンはこのペンションのオーナー是政(木之元亮)にパラグライダーを習っていたのだ。是政のアシスタントで幸町の恋人川嶋亜希子(仁藤優子)も参加、賑やかにパーティーをしているところに幸町の婚約者怜子(森山ゆうこ)が乗り込んでくる。怜子は幸町の親が決めた婚約者だった。亜希子の存在を認めない怜子がちょっとしたいたずらをすると、亜希子は異様なほど...
浅见光彦是推理小说家内田康夫笔下的名侦探,1982年在《後鳥羽伝説殺人事件》中首次登场。这个系列迄今已出版一百多部,并多次被影视化,在日本有相当高的知名度。富士电视台从1995年开始播出浅见光彦系列,2003年主演换成中村俊介。
浅见光彦的主业是记者,侦探游戏是业余爱好 。他主要给《旅行与历史》杂志供稿,因而经常去各地取材(或以取材为借口破案),这一系列的特色是47个都道府县各自的历史传说和风土人情。此外,每部都有一位由于各种原因卷入事件的女主角,她们无一例外对光彦抱有不同程度的好感,可惜迟钝的光彦根本觉察不出,所以33岁的他至今独身。
这个名侦探充满了天真的好奇心和温柔的同情心,尽管看上去不可靠,却总能查明真相、解决案件,受害者亲属和跟他合作的警察也会由衷地感谢他,也许这就是浅见光彦独特的魅力所在。