亀井は、根来から人探しの相談を受ける。常連客の店のホステス松木が失踪したという。十津川班に加わった及川と探り始めるが、その最中に倉庫街で殺しが起きたとの一報が入る。被害者はIT社長安田。鎖でつるされた状態で監禁され餓死したという。1週間前、安田は秘書に友人に新幹線のチケットを送るようメールで指示。状況的に本人かは疑わしいが、その新幹線が今日昼発で新青森行きと知った十津川は及川と青森へ急行する。駅に到着した安田の友人たちは青森県警に安田の死を知らされ驚く。メンバーは安田から「大事なお知らせがあるので旅に参加してほしい」と誘われた町田ら青森の大学の同級生だったが、1人だけ仙台で途中下車していた。
エリックロメール監督作品などの音楽を担当したフランス出身のロナンジル監督が、日本を舞台に描く女子高生の幽霊の純愛物語。いじめで自殺し、海底にそのままの姿で存在し続ける少女が、10年後に思いを寄せる男性と再会する様を描く。主演は『曇天に笑う』の桐山漣、『青の帰り道』の清水くるみ。共演に三津谷葉子、前野朋哉、杉野希妃ら。いじめを理由に島の崖から飛び降りた女子高生ミユキは、17歳の姿のまま瀬戸内海の浜にいた。10年後、ミユキが思いを寄せていたタクマが、友人や彼女と一緒に島にやってくる。タクマは浜でミユキをみかけ、彼女のカオリは海中で誰かに足を引っ張られ……