東京の下町を舞台に、無学だが義理人情に厚い兄車寅次郎(渥美清)と、しっかりものの妹さくら(長山藍子)を軸に展開する人情コメディ。中学で家を飛び出し、20年近くも行方不明だった寅次郎が、妹さくらのもとにぶらりと舞い戻る。母は亡く、留守の間に父も他界していた。テキ屋が主人公というのが斬新だった。ラストは沖縄でハブに噛まれてあっさり死んでしまうものだったが放送後フジテレビに抗議の電話が殺到したため、映画化されることに。以降、映画のドル箱としてシリーズ化された。現在フジテレビには第1回目と最終回の2本だけが現存しているという。提供いすゞ自動車、日本石油、ニチバン。
場末の盛り場、ガード下に診療所を開いている杉浦健吉は、足を洗うことを条件にチンピラの傷の手当をしてやるような男であった。ある日、チンピラスリの三太が、ニューフェースの試験を受けるため戸籍を貸してくれとやって来た。苦笑しながらもこの申出を承知、区役所へ戸籍を取りに行った健吉は、自分の戸籍が抹殺されているのを知った。しかも届人は彼が長い間捜していた弟の忠夫となっていた……。その足で死亡診断書を書いた医者を訪れた健吉は死体処理の立会人として背の高いガッチリした男、にやけたやくざ風の男、背が低くて神経質の男、それに気違い女がいたことを知らされた。それともう一人、黒い男が……。また忠夫が銀座でキャバレーを開いていることも。「誰か一人、人が殺されている」健吉はこう叫ぶと、自分の墓のある伊豆へ出かけていった。彼はそこで、自分の墓に花をささげる美しい女を見た。ま...
寅次郎的生母菊到访柴又,最终寅次郎与生母冰释前嫌。寅次郎再次出游,在沼津市遇上智商不高,但纯真可爱的花子。花子一个人在纺织工场工作,寅次郎出钱送花子回家乡津轻,临别时将自己东京的地址交给花子。到了樱花节,花子到来探望寅次郎。家人都关心寅次郎跟花子的恋情,当花子透露有下嫁寅次郎的意愿,寅次郎反而变得困惑。不久花子的监护人福田老师突然出现,还将花子带走。几天后,寅次郎搭上往津轻的公车离开。
漂亮的夕子与丈夫决裂,为了躲避丈夫的骚扰,租了寅次郎在老家柴又的房间暂住,不料寅次郎突然回家。天生浪漫的寅次郎见到夕子,自是神魂颠倒,不断借故搭讪。但好景不长,夕子的丈夫回心转意,低声下气向夕子求饶,最后把妻子接回家。注定做失恋专家的寅次郎又好梦成空,被打回原形!
寅次郎赚了些钱,决定要请照顾妹妹多年的叔叔、婶婶,参加旅行社的豪华团去趟夏威夷。两老要出国的消息很快传遍了整个柴又!但命运总爱捉弄寅次郎,替他安排行程的经济人携款潜逃,叫他们好梦成空 。为了免遭人奚落,他们决定晚上才摸黑回柴又,然后躲它个三、五天再现身......