実際に起きた“男女愛憎劇をめぐるミステリー事件”を「もし、今の日本で起きたら?」という視点でドラマ化した同シリーズ。2022年3月に単発番組が放送され、2022年10月からは連続ドラマとしてオンエアされた。
警視庁捜査一課の刑事棟居弘一良(東山紀之)は非番の日、同僚刑事神林武人(きたろう)の娘である一子(貫地谷しほり)と共に、東京都下にある羽澄峠へ向かう。ハイキングを楽しんでいたところ、山の斜面で白骨死体を発見する。
検視の結果、死体は出産経験がある20歳前後の女性で、死後20年から30年が経過。骨の損傷具合から、交通事故で死亡した可能性が高いとわかった。白骨の周囲からは、25年前の羽澄市の成人式で配られた記念メダルや消防車のミニカー3台なども見つかった。
それを聞いた神林は、過去に自分が関わった事案だったかもしれないと言い出す。
実は25年前、神林が羽澄署管内の駐在所勤務の“お巡りさん”だったとき、近所に住む70代の老女が交番に駆け込み、「若い女性が車にはねられた、車に乗っていた3人の若い男が女性を乗せて走り去った」と訴えたことがあったのだ。しかし...
映画監督になる夢を抱き、助監督として現場に出て今年で2年目になる根矢涼香(23)は、自分の作品を一本もつくれないまま、いつしか目の前の仕事にも投げやりになっていた。そんなある日、慕っていた先輩里美のある告白をきき、涼香は遂に“映画監督になる”ことで中途半端な自分にケリをつける。
2022年4月期にBS松竹東急の「土曜ドラマ」第1弾として放送された「家電侍」は、滝藤演じる江戸時代の貧乏浪人兼梨四十郎のもとへ現代の最新家電が届くようになるSF時代劇コメディ。新春プレミアムドラマとなる今回は「家電侍×忠臣蔵」がテーマだ。友人である大石内蔵助良雄が“忠臣蔵”で命を落とすことを知った四十郎が、家電の力で未来を変えようと奔走する。
本作は、元刑事で今は働き方改革を啓発する警務課職員大川勇治と、刑事課の体育会系な雰囲気になじめない若手刑事小川満を主人公とする物語。IT企業社長の不審死をめぐって捜査に行き詰まった小川が、かつて優秀な刑事だったという大川を一方的に頼ったことをきっかけに、凸凹な2人がコンビで事件の真相に迫っていく。