日本製作のオリジナルビデオ。主演の中条きよしが全面的に製作に携わり、極道の世界に生きる男達の物語を描いた村上和彦原作の作品を映像化した仁侠アクション、『新第三の極道』シリーズ第9弾。監督は、津島勝。竜波組の賭場が、藤堂組系岸部組によって荒らされた。竜波組組長代行の竜波彩夏は、岸部組との抗争も辞さない覚悟であったが、武侠会会長正木礼二郎の仲裁により手打ちに応じる。そんな矢先、岸部組組長岸部が何者かに殺され、その疑いが正木へと向けられる。
将軍の秘密をめぐって、甲賀忍者と宿命の対決を繰り広げる伊賀のくの一たちの活躍をSFXとエロスで描く。原作は、山田風太郎の『忍者月影抄』。くノ一忍法、母如礼縫亡(ボジョレヌーボー)、五色玉など、愛すべきお色気技が充実していて見所満載。享保の改革で名高い徳川八代将軍吉宗は、表の顔とは裏腹に好色で、その大奥は腐敗していた。正義感の強い徳川御三家徳川宗春は、その秘密に憤り、伊賀くノ一衆を率いて偽善者吉宗を告発しようとする。ところが、そこに甲賀忍者卍谷衆が登場する。彼らは、吉宗の女たちを辱めるために雇われたのだった。秘儀を尽くして、彼らの間で死闘が始まるが。