東京の下町を舞台に、無学だが義理人情に厚い兄車寅次郎(渥美清)と、しっかりものの妹さくら(長山藍子)を軸に展開する人情コメディ。中学で家を飛び出し、20年近くも行方不明だった寅次郎が、妹さくらのもとにぶらりと舞い戻る。母は亡く、留守の間に父も他界していた。テキ屋が主人公というのが斬新だった。ラストは沖縄でハブに噛まれてあっさり死んでしまうものだったが放送後フジテレビに抗議の電話が殺到したため、映画化されることに。以降、映画のドル箱としてシリーズ化された。現在フジテレビには第1回目と最終回の2本だけが現存しているという。提供いすゞ自動車、日本石油、ニチバン。
毎週月曜日22時の枠において第1作となるテレビドラマ。天涯孤独な中年男で作詞家を自称する主人公余 七五郎(あまり しちごろう)がのどかな城下町岐阜県郡上八幡に突然やって来た。幻の故郷と幻の母を求めて来たとのことで、その幻の母とはお福のことだという。町の人々を巻き込んだ様々な騒動を描いた人情と望郷の喜。
山田洋次も企画に係わり、主演の渥美清との『男はつらいよ』のコンビが本作でも揃った[1]。「ハイカラな寅さん」を目指したという[1]。フォークシンガーの高石ともやが本作でドラマの劇伴音楽を初めて担当、自らバンジョーを弾きながらのナレーションも担当していた。なお、本作には精神障害者に対する差別用語が台詞の中に含まれていたことがあり、1974年4月14日に再放送された時には読売テレビに抗議があり、局側が陳謝したということがあった。
第一届日本电影学院奖于1978年(昭和53年)4月6日举行,主要获奖人员和作品如下:
最佳影片 山田洋次《幸福的黃手帕》
最佳导演 山田洋次 (《幸福的黃手帕》/《寅次郎的故事》系列)
最佳剧本本 朝间义隆 / 山田洋次 (《幸福的黃手帕》/《寅次郎的故事》系列)
最佳男主角 高仓健 (《幸福的黃手帕》/《八甲田山》)
最佳女主角 岩下志麻(《孤苦盲女阿玲》)
最佳男配角 武田铁矢(《幸福的黃手帕》)
最佳女配角 桃井薰(《幸福的黃手帕》)
ホルモン焼きの小店を開くカネには、五郎と民夫という二人の息子がいて、自慢のタネだが、二人の父親が誰かと訊かれても答えられない程、乱脈な過去をもっていた。五郎は遠洋漁業の船乗りで、忘れた頃にしか戻って来ない。弟は地区の司法保護司をやっている。ある日、近所の春子が少年鑑別所から戻ってきた。幼なじみの民夫は、なんとか善導しようとしたが、春子はついてこなかった。そこに、五郎がヒョッコリ帰って来た。五郎は町内のブラブラ男たちを集めて、大宴会を催すが、酔った亀吉の運転したダンプが春子の家に飛び込んで大騒動。民夫に責められた五郎は、「春子を三日以内に大金特と結婚させてみせる」と、平吉、源太郎、秋本らと結婚コンサルタント委員会を開き、数名の候補者を選んだ。最初に白羽の矢が立ったのは、資産一億といわれる元網元の守銭奴倉本倉吉であった。しかし、この縁談は民夫の反対と倉本...
釜ケ崎に奇妙な四人の男が集まった。元汲取屋のホースは糞尿の匂いを嗅ぐのが趣味で、廃坑に糞尿を捨てたことから警察沙汰となり、釜ヶ崎に逃げてきた。ケースは福祉事務所の元ケースワーカー。保護を受けていた山田夫婦が再起するという日に、夫婦に懇願されて顔に火傷の痕のある娘を抱いたのだが、翌日、一家は心中していた。再起するというのは嘘で、娘に女の喜びを味わせて心中したのだった。呆然としたケースは退職願を書いた。公園の清掃人ドリームはゴミの匂いに夢中になり、職務怠慢でクビになった男。もう一人はドクター。安楽死の研究に懸命になったばっかりに、医学界からボイコットされ、釜ヶ崎に流れてきたのだった。意気投合したこの四人の男は、人間生活につきまとうすべてのスクラップを商売のネタにすることになった。まず屑屋から始めて金を貯め、広大な土地にスクラップセンターを建てるまでになっ...
奥道後温泉をひかえた小さな駅、伊予和田駅に勤務する山川彦一は、三十歳で独身、母親お杉と二人暮しである。過去三回助役試験に落っこちてはいるが、四度目を前に張切っていた。国鉄ローカル各線は赤字に悩んでおり、赤字克服の手段として、伊予和田駅では、倉持駅長以下が、団体旅行客の獲得に大わらわであった。ある日、彦一は迷子の坊やを拾ったことから、その母親志村小百合と知り合になった。小百合は学校の先生で未亡人。彦一は小百合の美しさにぼーっとなってしまった。そんな時に、叔父の風間八五郎から見合の話を持込まれた。相手は、昔国鉄に勤めていた日高友造の娘邦子で、父の友造は助役試験に八回も落ちた人物だと聞かされ、彦一は見合を承諾した。友造は、好人物で、邦子も明るい娘であった。だが、彦一の頭には何故か小百合の面影がちらついて離れなかった。そんなうちに、助役試験の日がやって来た。...
激しい攻防戦を展開している豊臣軍と北条軍は、ついに弾薬が尽きて一時休戦のやむなきにいたった。だが待ち望んでいる弾薬運搬隊がなかなか到着せず双方がいらいらしていた。それも当然で、両軍の弾薬運搬隊の足軽たちは、ベテン師の悪源太なり平、陣虚兵衛、なんぼベンケイの三人にまんまと貴重な弾薬を奪われてしまったのだ。三人の風来ペテン師は戦乱の世を上手に渡っていこうと奇略を練っていたのだった。悪源太たちは、奪った弾薬を北条、豊臣両軍に四百両で売りつけることに成功した。そして、森の一軒家にかくまっている麻也姫を入れて仲良く四等分した。だがベンケイが姫からコイコイで百両を巻き上げたので、悪源太は怒ってベンケイを追い出してしまった。さて、豊臣と北条の戦争にまきこまれた忍城の三楽斎は孫娘麻也姫を探していた。そして、無理難題を押しつける北条方の重臣松田尾張守と忍者の風摩一党、...