『お待たせ必殺ワイド 仕事人vs秘拳三日殺し軍団 主水、競馬で大穴を狙う!』(おまたせひっさつワイド しごとにんバーサスひけんみっかごろしぐんだん もんど、けいばでおおあなをねらう!)は、1988年9月30日の金曜日20:00 - 21:48に、ABCと松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)が共同製作テレビ朝日系列で放送された時代劇。主演は藤田まこと。
あらすじ
悪行の限りを尽くし私腹を肥やす悪僧清海。「親が死んだら貸した金を倍にして返す」死一倍(しにいちばい)という借用書を書かせ、その後配下の僧を向かわせ親を殺すという、悪辣非道の手段をも使っていた。神事である競べ馬(くらべうま)も賭け事にして大金を手にした清海だが、清海の仲間である依頼人に頼まれた主水ら仕事人グループが立ち上がる。
主題歌OPナレーションなどはないが、ほぼ全編に渡り主水の...
『怪奇十三夜』(かいきじゅうさんや)は、1971年7月4日から9月26日まで日本テレビ系列にて毎週日曜日夜9時30分から10時26分に放送されていた時代劇のテレビ映画である。全13話。現在、第7話「怪談悲恋の舞扇」がビデオグラム化されていないが、CSでは放映されている。70年代には夏のワンクールで怪談を連続映画化するオムニバス番組が多数制作されたが、中では最もオリジナルの比率が高く、同種の時代劇番組の中では唯一、定番の牡丹灯籠と四谷怪談を取り上げていない。
2007年にエムスリイエンタテイメントより、第7話を除く全12話がDVD-BOX(単品もあり)で発売された。
2021年8月にベストフィールドよりBlu-ray BOXが発売されたが、そこでも第7話の収録は見送られた。
2022年5月からはYoutubeのフィルドラチャンネルにて配信がスタートした...
巧妙に仕組まれた連続殺人事件のアリバイ工作に、敏腕検事が挑戦する。あるスナックで、水戸大悟(志賀圭二郎)という雑誌記者が、毒入りコーヒーを飲んで死んだ。他殺の疑いもあり、東京地検の検事千草泰輔(片岡孝夫)が、捜査に乗り出す。カギは、死の直前に口にした「青鴉(あおからす)」ということば。
大手拓次の詩の一節だ。折も折、出版社に勤める吉野奈穂子(林寛子)という女が訪ねてくる。千草の大学時代の友人で、文芸評論家の真木英介(船戸順)が、長野県小諸で行方不明になったという。大手拓次論を執筆の最中だった。さっそく、千草と奈穂子は小諸へ。手がかりを握る森田香世(浅茅陽子)に会って驚いた。千草がなじみのクラブのママではないか。
警視庁の山城部補(藤岡琢也)は、連発する婦女暴行殺人事件に頭を悩ませていた。被害者は主婦、OL、ホステスとさまざまだが、異様な事に死体にはいずれも赤いスプレーが浴びせられていた。山城は推理マニアの画家波多野(片岡孝夫)に相談する。