刑事編(1979年)
1979年4月7日より10月6日まで毎週土曜日21:00 - 21:54に、「土曜グランド劇場」枠で放送された。
「刑事編」は、同シリーズながら設定を一新した別世界の作品であり、「先生編」とは人物や世界観のつながりは一切ない。
静岡では日本テレビテレビ朝日のクロスネット局である静岡県民放送が既に開局していたが、編成等の事情で静岡放送にて6日遅れの1979年4月13日より土曜10:00 - 10:55にて放送。1979年7月に静岡第一テレビが開局すると同時に移行された。
企画:田中知己
プロデューサー:高野幹夫、永野保徳、深山由美子
脚本:布施博一、松原敏春
演出:田中知己、伊藤祥二、新沢浩
音楽:平尾昌晃
選曲:鈴木清司
効果:倉橋静男(東洋音響)
特殊効果:ビル横山(ブロンコ)
カーアクション:関虎美(セキトラカーアクシ...
高田馬場のビッグボックスがマッチ箱のように見える辺り、裏には神田川が流れている商店街。20年ほどに急発展し1,2階に店舗を構えるビルが林立している。その一軒に昔の味に固執し、先祖伝来の製造法を守って細々とのれんを張っている豆腐屋の野沢家と、江戸以来の老舗うどん吉ののれんを捨て屋号を変え、ピザ店にした桜木家がある。喧嘩と和解を繰り返すこの二軒。家族中のお荷物を引き受けてしまう豆腐屋次男と、強気なピザ店の確執をホームドラマとしてユーモラスに描いている。
江戸時代の女牢を題材に、どん底の女たちの生きざまを追う。医者の父親が毒薬で患者を殺した罪に連座して獄門が決まったお千代。処刑の日、牢屋が火事になり囚人たちは逃亡。お千代は陥れられて自殺した父の復讐を決意する。
つきまとう男から逃れて故郷へ戻った一人の若い女。彼女には“春をひさぐ”勇気はない。が、彼女の周辺には、そんな女たちがうごめいている。海の荒くれ男たちを相手に、夜の店で働く女たちの中には、悲しい宿命に泣く女もいる。それは暗い波間をさまよう一羽のカモメのように…。助監督に長谷川和彦が参加している。
学生妻 しのび泣き
製作=日活
1972.03.18
71分 カラー ワイド
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企画 ................ 伊地智啓
監督 ................ 加藤彰
助監督 ................ 村川透
脚本 ................ 今田正紀
撮影 ................ 島田照夫
音楽 ................ 真田勉
美術 ................ 河船夏夫
録音 ................ 橋本文雄
照明 ................ 土田守保
編集 ................ 山田真司
製作...
前川由理は看護婦として病院に勤めた最初の日曜日、小田医師にハイギングに誘われ処女を失った。以来、小田を初恋の人として結婚を夢みながら、楽しい毎日を送っていた。ある夜、夜中にふと眼を覚ました由理は、同寮の冴子が居ないのに気がつき廊下に出てみた。手術室の赤ランプがついた部屋の中では、小田と冴子が全裸のままで絡み合っていた。覗いていた由理は、ショックで気が転倒しながらもその場を離れられなかった。翌日、由理は小田がどんなに甘い言葉をかけても堅い表情をくずさなかった。幼な友達の弘二が白血病で入院して来たのはそんな頃だった。相当悪化しておりあと数日しかもたない命だった。弘二の父親が、女も知らずに死んでいく息子を不びんがっているのを知った由理は、自分の全てを弘二に捧げようと決心した。二人だけになると、彼に身を委ねながら由理は、幸福感に酔いしれるのだった。