本作は、“疑似姉妹”として仕事と生活をともにしている阿佐ヶ谷姉妹のエッセイが原作のホームドラマ。阿佐ヶ谷の町の小さな部屋で暮らし始めた2人に倦怠期が訪れるさまや、ご近所さんたちを巻き込んである幸せのかたちにたどり着く姿が描かれる。
この正月スペシャルにはワンカットのみでの出演であったが、生前最後のワンマンショーの番宣も兼ねて美空ひばりが特別出演しており、これがひばりにとって生前最後のドラマ出演となっている。
媚薬回春丸の副作用で命を落とす者が出た。犠牲者の家族が回春丸の製作元上総屋を攻め立てるなか、上総屋九兵衛とその娘おゆきが行方知れずとなる。それから三年…。
三味線屋勇次とともに柳橋で烏山の検校の仕置を無事終えた仕事人弥助は、おとよの屋台「夜明かし」で丈吉という青年と、未だ年端も行かぬその弟を拾い、面倒を見る。その夜、鳥越の岩松を仕掛けに出向いた弥助だったが、先生と呼ばれる浪人に先を越され、岩松を仕留められてしまう。
回春丸の副作用で父親を失った才蔵は、「夜明かし」の主人おとよが行方不明だった上総屋の娘おゆきであることを突き止める。 川へ身投げしたおゆきは、弥助に助けられ、おとよと名を変えて生きていたのだ。 才蔵は回春丸の件でおとよを咎めるが、勇次に諌められその場を立ち去る。 そして或る日、叶屋の主人が倒れ、その場に居合わせた才蔵は一計を図...
推理小説家でニュース番組のキャスターも務める麻沙子は, 締切り間近で出版社の新倉から原稿を催促されていた。テレビ局のディレクターの加代から殺人事件が発生したと連絡を受けた麻沙子は、執筆を中断して殺人現場へ向かう。 被害者はホステスの加藤妙子(沢木)で、溺死ではあるが、頭部に打撲痕があった為、京都府警の警部の狩矢や警部補の橋口(井上)は, 殺人事件と断定して捜査を開始する。
麻沙子が知合いの真奈美が女将をしている、いそべという料亭に取材に行った際、他局もいそべに取材に来ていたのだった。軽薄なモモ(小島)のレポーター振りに麻沙子達は辟易していたのだが、その局のプロデューサーの向井が妙子と話しているのを見掛けていて…。