大川端の小さな旅籠「かわせみ」を舞台に、様々な人間模様を描く江戸情緒あふれる人情時代劇。主人公は「かわせみ」を営む女主人るい(古手川祐子)とその恋人神林東吾(橋爪淳)。これまで幾度かドラマ化されてきた平岩弓枝原作の『御宿かわせみ』だが、本作は古手川祐子主演で1980年代後半に制作された長編作品の第2弾。
大店の主人富三郎(内藤武敏)は、一人娘のお鹿(有森也実)に川へ突き落とされ、ずぶ濡れになる。お鹿は以前、恋人定次郎(天宮良)との仲を父富三郎に引き裂かれ、それ以来、親子関係はぎくしゃくとしたものになっていた。その定次郎が、旅の絵師として旅籠「かわせみ」に泊まっていることが分かる。女主人のるい(古手川祐子)は定次郎の本心を確かめた上で、二人を一緒にしようとするが…。
真野小野寺コンビで全47回
『御宿かわせみ』の原作は平岩弓枝の同名ロングセラー小説だ。江戸の大川端にある小さな旅籠「かわせみ」を舞台に、わけあって武家を捨て旅籠を営むるいと、その恋人で与力の息子東吾が仲間たちとともに事件を解決していく人情捕物帳。
第1弾の『御宿かわせみ』(全24回)は、1980年10月スタート。夜8時からの水曜時代劇で半年間にわたって放送された。主人公るいを演じたのは真野響子、そして恋人東吾は小野寺昭。続く1982年10月からの第2弾(全23回)でも、主要なキャストはほとんど同じ顔ぶれで、“真野小野寺コンビ”の「かわせみ」としてファンが定着した。
平岩弓枝の人気連載小説をドラマ化、1980年10月8日からNHK水曜時代劇枠で半年間にわたって全24回が放送された。捕物帳というより人情物である原作に忠実に作られスタジオ中心の撮影...
1975年10月5日から1976年10月10日まで毎週日曜日20:00 - 20:54に放送された。当初予定されていた放映期間は2クール(半年)だったが、高視聴率を獲得し続けたことから結果的に4クール(1年)に放映期間が延長された。カラー、フィルム作品。
物語は三流私学修学院大学の学生カースケ、その同級生オメダと、同郷の先輩で早大OBグズ六が中心に織りなす友情と青春群像を活写し、生きることの意味、悩み、喜びなどについて問いかける。
放映後、単発のスペシャル特番が3作放映された。
カースケはバスケットボール部のキャプテンでエースであったが、就職活動はほとんどせず、アルバイト中心でその日が楽しければよいというタイプであり、彼に好意を抱く部のマネージャー洋子の心配をよそに気楽な毎日を過ごしていた。
一方、親友のオメダは父親不在の生い立ちと彼自身の生真面...
放送時間 日曜 20:00 - 20:54(54分)
放送期間 1979年4月15日 - 11月4日(20回)
制作局 東宝、日本テレビ
企画 岡田晋吉(日本テレビ)
梅浦洋一(東宝)
監督 木下亮、土屋統吾郎
脚本 小川英 ほか
プロデューサー 加賀義二(日本テレビ)
石井幸一(東宝)
出演者 沖雅也
多岐川裕美
渡辺篤史
柴田恭兵
神田正輝
オープニング SHOGUN「男達のメロディー」
原案:小川英
企画:岡田晋吉(日本テレビ)、梅浦洋一(東宝)
プロデューサー:加賀義二(日本テレビ)、石井幸一(東宝)
脚本:小川英、長野洋、柏原寛司、四十物光男、和久田正明、杉村のぼる、石川孝人、田波靖男、安斉あゆ子、渡辺由自
監督:木下亮、土屋統吾郎
制作主任:吉田由二
擬斗:林邦史朗、岡本隆
美術:斉藤嘉男
編集:神島帰美
音楽プロデュース:U-DO
音楽...
幕末の江戸。大川端に建つ旅籠「かわせみ」の女主人るいは、恋仲だった東吾と晴れて結ばれ、一人娘の千春を育てながら満ち足りた暮らしを送っていた。しかし、東吾は戊辰戦争で海難事故に遭い、行方不明となってしまう。
時は流れて明治。以前と変わらぬたたずまいのかわせみでは、るいが東吾の帰りを待ち続ける日々を送っていた。ある雨の晩のこと。路上で通りかかった医師の麻太郎と親友の源太郎が深傷を負った若者をかわせみに担ぎ込んでくる。
るいと千春の献身的な看病により、若者は一命を取りとめるが、次第にかわせみの周辺に不審な男たちが現れ、不穏な空気が漂いはじめる。やがて、若者は6年前に殺された父の仇を討つために下手人を追っていた経緯を語り出す。
6年前のその事件を町奉行所定廻り同心として追っていたのは、源太郎の父であり東吾の盟友源三郎だった。しかし、捜査の途中で刺客に襲わ...
真野小野寺コンビで全47回
『御宿かわせみ』の原作は平岩弓枝の同名ロングセラー小説だ。江戸の大川端にある小さな旅籠「かわせみ」を舞台に、わけあって武家を捨て旅籠を営むるいと、その恋人で与力の息子東吾が仲間たちとともに事件を解決していく人情捕物帳。
第1弾の『御宿かわせみ』(全 24回)は、1980年10月スタート。夜8時からの水曜時代劇で半年間にわたって放送された。主人公るいを演じたのは真野響子、そして恋人東吾は小野寺昭。続く1982年10月からの第2弾(全23回)でも、主要なキャストはほとんど同じ顔ぶれで、“真野小野寺コンビ”の「かわせみ」としてファンが定着した。
平岩弓枝の人気連載小説をドラマ化、1980年10月8日からNHK水曜時代劇枠で半年間にわたって全24回が放送された。捕物帳というより人情物である原作に忠実に作られスタジオ中心の撮...