昭和24年神戸。寺田辰弥(荻島真一)は、自分を捜している人がいることをラジオを通して知る。その人物諏訪弁護士(内田朝雄)を訪ねる辰弥。彼はそこで、自分が岡山のとある村にある旧家田治見家の後継者であることを知らされる。これまで、天涯孤独で生きてきた辰弥にとっては、まさに青天の霹靂だった。そして、諏訪弁護士を訪ねた直後から、「八つ墓村へ帰ってはならぬ」という手紙が届いたりと、辰弥の周りに不穏な影が現れるようになる…。その村は、八人の落武者が三千両の黄金を携えて、岡山の山奥にある村に住み着いたものの、金目当ての村人たちに惨殺されるという出来事が起こった場所。その後、落武者のたたりを恐れた村人たちによって、八つの墓を作られた。そのことに由来して、田治見家のある村は、「八つ墓村」と呼ばれていた
放送:1978年 4月8日~5月6日
舞台は十一代将軍徳川家斉の文化文政期。時の老中松平伊豆守信明を叔父にもつ明朗闊達な美剣士月影兵庫と、彼を慕う旗本の一人娘桔梗、元スリで三枚目的キャラクター合点の安の三人が東北地方を旅するうち、様々な事件に巻き込まれる。松平伊豆守の政敵牧野備前守忠精の陰謀との闘い、謎の剣豪幻一角との死闘を通じて、色模様あり、推理サスペンスあり、最後は兵庫の快刀乱麻を断つ活躍で事件を解決していく。
プロデューサー 江津兵太(テレビ東京)
小川治(テレビ東京)
桜林甫(松竹)
佐々木淳一(松竹)
エンディング 佐武明香『孤独のカーニバル』
放送期間 1990年10月7日 - 12月23日
放送時間 日曜日21:00 - 21:54
放送枠 テレビ東京日曜9時連続ドラマ
放送分 54分
回数 12
スタッフ
脚本 - 田上雄、貞永方久、下飯坂菊馬、平田一夫、...
必殺シリーズの第23作、必殺仕事人シリーズの第5作、中村主水シリーズの第11作である。
このシリーズより、組紐屋の竜を演じる京本政樹と花屋の政[1]を演じる村上弘明が登場。ともに当時二十歳代で独身だった彼らは、前シリーズまでの飾り職人の秀を演じる三田村邦彦と三味線屋の勇次を演じる中条きよしのコンビ以上にアイドル的人気を得た。なお村上は、前年放送の『必殺仕事人IV』第14話に政のパイロット版とも言える殺し屋小平次役としてゲスト出演している。
京本にとって、初の必殺シリーズへの出演となり、彼の存在が世間に広く知られたことで本作は特に有名ではあるが、前年の1984年に必殺シリーズと全く同じスタッフで作られた連続テレビドラマ『京都マル秘指令 ザ新選組』にレギュラー出演している。当時の京本は時代劇を中心に出演していたため、現代劇への出演依頼に当初は躊躇しつつも...
『新必殺仕置人』(しん ひっさつしおきにん)は1977年1月21日から11月4日まで、NET → テレビ朝日系で毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。全41話。必殺シリーズの第10作、中村主水シリーズの第5作である。
あらすじ
江戸。暦の寅の日になると「寅の会」なる句会が開かれる。これは表向きは句会を装いながら、金で殺しを請け負う殺し屋(仕置人)たちの寄り合いであった。句会では標的となる人物の名前が織り込まれた俳句が詠まれ、ここに集った仕置人たちが殺しの依頼を競り落としていく。念仏の鉄は巳代松(中村嘉葎雄)、正八(火野正平)、おてい(中尾ミエ)に自分を加えた4人でチームを組み、「寅の会」で競り落とした仕置きを行っていた。
そんなある日、句会でかつての仲間、中村主水の...
『新必殺仕事人』(しんひっさつしごとにん)は1981年5月8日から1982年6月25日まで、テレビ朝日系で、毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。全55話。必殺シリーズの第17作、必殺仕事人シリーズの第2作、中村主水シリーズの第8作である。
制作 - 山内久司(朝日放送)
プロデューサー - 仲川利久(朝日放送)、櫻井洋三(松竹)
脚本 - 野上龍雄、保利吉紀、石森史郎、工藤栄一、長瀬未代子、林企太子、南谷ヒロミ、高山由紀子、吉田剛、望月俔東子、高橋稔、福岡恵子、田上雄、松原佳成、藤城洋子、篠崎好、仁多雪郎、正中恵、加田藤穂
音楽 - 平尾昌晃
監督 - 貞永方久、松野宏軌、田中徳三、前田陽一、井上梅次、工藤栄一、水川淳三、松本明、黒田義之、松尾昭典、山本邦彦、水...
制作 - 山内久司(朝日放送)
プロデューサー - 仲川利久(朝日放送)、辰野悦央(朝日放送)、櫻井洋三(松竹)
脚本 - 吉田剛、篠崎好、加田藤穂、石森史郎、仁多雪郎、三田純市、保利吉紀、中原朗、鶉野明彦、林千代、萩田寛子
音楽 - 平尾昌晃
監督 - 田中徳三、松野宏軌、八木美津雄、黒田義之、貞永方久、家喜俊彦、水野純一郎、関本郁夫、広瀬襄、都築一興
ナレーション
語り - 中村梅之助
作 - 山内久司
協力 - エクラン演技集団、新演技座
制作協力 - 京都映画撮影所(現松竹撮影所)
制作 - 朝日放送、松竹
本作は、前作『新必殺仕事人』の続編であり直結する作品世界を持つ。前作の最終話で解散したはずの主水たち仕事人グループが本作第一話では解散などなかったかのように引き続き活動しているが、これは本作の放送開始直前(前週)に『必殺シリーズ10周...
放送期間 1979年5月18日 - 1981年1月30日必殺シリーズの第15作、必殺仕事人シリーズの第1作、中村主水シリーズの7作目である。
放送期間 1979年5月18日 - 1981年1月30日
概要
中村主水を主役に、従来の主水シリーズでは登場しなかった元締の鹿蔵役に歌舞伎界の大御所である中村鴈治郎、妻子持ちの剣豪畷左門役に伊吹吾郎、血気盛んな飾り職人の秀役に三田村邦彦をキャスティング。平尾昌晃が久々に劇伴音楽の担当に復帰した。
序盤はキャストの頻繁な入れ替わりが発生しており、鹿蔵役の中村鴈治郎が体調不良を理由に降板。おとわ役に山田五十鈴を迎え、掟に厳しい元締の下で動く仕事人たちの緊張感に満ちたドラマを描くも、第21話で降板している。
半吉役の山田隆夫も本作品の放映延長に伴い、第26話を最後に降板。第27話と第28話は仕事の請負から、半吉がそ...
放送期間:1974年(昭和49年)4月7日 - 9月29日
放送時間:毎週日曜日20:00 - 20:55
放送回数:全22話
カラー作品
大学の先輩でもある河野武の後任として私立高校である太陽学園へ赴任となった沖田俊。そして2年前の河野と同様に、学年じゅうの落ちこぼれの集まりで、「ガラクタ」の異名を持つ3年D組のクラス担任を任される。成績を理由に部活動を禁止された男子生徒らの為にとラグビー部を設置する沖田だが
監修 - 千葉泰樹
プロデューサー - 岡田晋吉、中村良男(日本テレビ)、黒田正司(東宝)
音楽 - いずみたく
撮影 - 宇野晋作
編集- 大高勲
制作担当 - 高木正幸
各話 放送日 サブタイトル 監督 脚本 ゲスト
1 1974年
4.7 学校より大事なこともある!! 高瀬昌弘 鎌田敏夫
2 4.14 先生を信じる奴はバカだ!!
...
--銀座の片隅の小さな地下のバー“ユトリロ”。五人の客がストリップを見ている。蒸し暑い。客の一人中年の紳士九鬼が、東京湾へ網打ちに行こうと提案した。若い遠山や他のサラリーマンたち、それに女給の直江、道子が同行することになった。その後に木島という日東タイムスの記者が入ってきた。彼は直江と愛しあってきた。直江には高田という失職中の夫があった。木島は別れ話を切り出しかねていた。が、やっと清算するつもりになった。社へ辞表をだし、大阪へ行くことにし、お別れにやってきたのだ。その時、道子が飛びこんできた。「直ちゃんが海へ落ちた!」船上で、客の堀越が直江にたわむれたとき、船がかたむき、彼女と山本が海に落ちた。山本は救われたが、女は潮に流されたという。--遠山は政界のボスの次男で、他の三人は某省の役人である。事件が表沙汰になれば、遠山と三人の汚職が公になる恐れがあ...