『必殺シリーズ10周年記念スペシャル 仕事人大集合』(ひっさつシリーズ10しゅうねんきねんスペシャル しごとにんだいしゅうごう)は、1982年10月1日の金曜日21:05 - 23:18に、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)が共同製作テレビ朝日系列で放送された時代劇。主演は藤田まこと。必殺シリーズ開始10周年を記念しての長時間スペシャル第2弾である。
スタッフ
制作 - 山内久司(朝日放送)
プロデューサー - 仲川利久(朝日放送)、櫻井洋三(松竹)
脚本 - 野上龍雄、高山由紀子
音楽 - 平尾昌晃
監督 - 工藤栄一
撮影 - 石原興
照明 - 中島利男
美術 - 倉橋利韶
編集 - 園井弘一
殺陣 - 楠本栄一
特技 - 宍戸大全
題字 - 糸見渓南
制作協力 - 京都映画撮影所(現松竹撮影所)
制作 - 朝日放送、松竹
主題...
「必殺スペシャル」第5弾。なんと主水たちがアメリカ西部で活躍するという超異色編。有名な講談「天保水滸伝」とカスター将軍率いる第七騎兵隊全滅といった歴史上のエピソードが巧みに盛り込まれ、スペシャルらしい賑やかな内容となっている。ヤクザの抗争が渦巻く下総。祖母を惨殺されたお鹿(水前寺清子)は、母と共に仕事人を探しに江戸を訪れる。中村主水(藤田まこと)らは船で下総へ向かうが、辿り着いた先はなんと開拓時代のアメリカ西部であった。主水、おりく(山田五十鈴)、何でも屋の加代(鮎川いずみ)、西順之助(ひかる一平)、そして新たなに仲間として加わった組紐屋の竜(京本政樹)、花屋の政(村上弘明)と、お鹿の恋人次郎衛門(西郷輝彦)の運命は…!『必殺仕事人Ⅴ』開始の前週に放送されたパイロット版的な側面もあるスペシャルであり、『Ⅴ』でレギュラー入りする花やの政(村上弘明)...
根据津本阳的小说《柳生十兵卫七番胜负》改编。岛原之乱结束后的八年,娶妻并过着隐居生活的柳生十兵卫,意外得知被认为去世多年的母亲其实还在人世。试图寻找母亲并了解当年真相的十兵卫,第三次踏上了旅程,殊不知自己已经被卷入蓄谋已久的由比正雪之乱。面对亲情的羁绊,陷身于政斗和杀戮中的十兵卫,能否战胜最终的阴谋?
都内の一軒家で寝たきりの老人が殺害された。被害者には、中村洋介(草刈正雄)と伊藤孝子(沢田雅美)という息子と娘がおり、被害者の介護は、孝子と中村の妻美香子(音無美紀子)、ヘルパーの3人がしていた。当初、物盗りの犯行と見られたが、捜査を進めた刑事佃次郎(西郷輝彦)は、中村、美香子、孝子、孝子の夫で町工場を経営する伊藤卓治(石倉三郎)にそれぞれ動機があると知り…。
原美千は、地方銀行の支店長の父と、妹千春の三人暮し。五年前に母を亡くしてからは、母親役もつとめる、女子高校生だ。彼女のクラスメートは、優等生の杉山健一、根は純情な不良学生津田亮三、チャッカリ屋の西条明子木剣に生きがいを感じる剣道部のキャプテン相川昌治など、みんな夫々に若さを謳歌していた。そんなある日、美千のクラスに新任の戸野村先生が紹介された。彼はモダンなセンスと明るいユーモアでたちまち生徒達の人気者となり、ブラック源氏と綽名をつけられた。美千はこの戸野村に教師以上の好意をいだき、ある日下宿に戸野村を訪ねた。が、そこには先客西条明子がいた。明子は自分の家の寺を下宿にするようにと勧めにきたのだった。戸野村は明子を帰すと、美千を街の喫茶店に誘った。そこにはウェイトレスとして動く美千の親友ユリがいた。ユリは私生児であることを悩み、ぐれて、街の与太者ブルにも...
昭和二三年、GHQ民政局次長チャールズケージスは新内閣を野党第一党民主自由党を中心とした連立内閣とすることを要望し、総理大臣には民自党幹事長山崎猛が望ましいと伝えた。しかし、党長老松野鶴平の強引な奇策、吉田の側近林譲治の必死の巻きかえし、さらに党総務会における一年生議員田中角栄の大胆な発言などによって形勢は逆転し、一〇月一五日第二次吉田内閣が成立した。吉田は、みずからの勢力を拡大するため議会の解散をはかり、翌二四年選挙において民自党は圧勝、この時以来吉田学校と呼ばれるようになる吉田派は大量の新議員を誕生させる。二月一六日、第三次吉田内閣が発足した。吉田はまず平和条約草案の作成のために外務次官太田一郎を中心とするプロジェクトチームを極秘で結成、太田らは血のにじむ苦難の末、吉田の要求に答える草案を作り上げた。続いて再びマッカーサーと会見、池田...
敗戦直後の冬、郷里伊予一本松の疎開先から一望焼け野原の大阪に帰ってきた松坂熊吾は、自分の土地が闇商人達に占拠されていたため、闇市を取りしきる若いヤクザと際どい勝負で土地を取り戻すが、千人針の復員兵に、「あのヤクザは四人も殺した奴や」と教えられる。灘の仮住居に辿り付くと、妻房江が一ヶ月も早い出産をしていた。後日、熊吾は元番頭の井草と共に、神戸で自動車部品のの商売を始めた海老原太一の祝いに訪れるが、かつて小僧だった海老原のなれなれしい言葉に熊吾は激怒してしまう。そんな頃、熊吾の商売も漸く始動し、機動に乗り始めるが、その裏で糸を引く海老原の策謀、そして対決と熊吾の身辺には激動が続くのだった。時を同じく、復員兵の辻堂が働きたいと訪れてきた。こうして熊吾は辻堂と、千代麿という不似合な名前を持った運送屋丸尾を左右の腕に商売を続ける。そんな中で、熊吾に想いを寄...
強盗に暴行された被害者の女に思いを寄せる刑事。が、4年後、2つの殺人事件の陰にその女が浮かび上がる…。岐阜中央署の刑事である西脇(西郷輝彦)は、4年前、銀行強盗事件の現場で足を撃たれたうえに犯人を取り逃がした。犯人は人質に客の駒木清絵(黒木瞳)を連れ、清絵は暴行されてしまう。犯人不明のまま、西脇は署内の冷たい視線に耐える毎日だ。事件以来、東京のバー勤めの清絵をたまに訪ねては気遣う西脇。2人はいつしかひかれあう仲になる。そんなある日、岐阜市内で殺人事件が発生。被害者の細田(浅見小四郎)は意外にも清絵の同棲相手だった。容疑者の村島(樋浦勉)は犯行を否認するが清絵の名に動揺をみせる。村島の犯行を確信した西脇は上京し、本庁の跡見(露口茂)の協力を得て捜査を始めた。