高校生同士の夫婦をモデルに若者の考え方や行動を通して、新しい愛のモラルを模索するのがテーマ。鶴見辰吾と伊藤麻衣子のカップルが諸事情で結婚することになり、夫婦という姿を通して本当の愛を見つけていく。それぞれの状況から結婚を選んだ2人だが、クラスメートやPTAの間では大騒ぎ! 周囲の騒ぎぶりを見て、かえってお互いの存在を意識するようになり、次第に本当の愛が芽生えていく。
桜台高校3年生の安西俊(鶴見辰吾)は、親代わりの姉泰子(五十嵐めぐみ)とアメリカへ渡ることになった。泰子の結婚相手チャールズ(テリーオブライエン)と3人で同居するためだった。姉夫婦の都合でアメリカ留学などしたくない俊は、偶然に出会った同じ桜台高校3年生上条典子(伊藤麻衣子)と“カムフラージュ恋愛”を計画する。恋愛関係をでっち上げれば泰子は自分のアメリカ行きをあきらめるかもしれない...
放送時間 日曜 20:00 - 20:54(54分)
放送期間 1979年4月15日 - 11月4日(20回)
制作局 東宝、日本テレビ
企画 岡田晋吉(日本テレビ)
梅浦洋一(東宝)
監督 木下亮、土屋統吾郎
脚本 小川英 ほか
プロデューサー 加賀義二(日本テレビ)
石井幸一(東宝)
出演者 沖雅也
多岐川裕美
渡辺篤史
柴田恭兵
神田正輝
オープニング SHOGUN「男達のメロディー」
原案:小川英
企画:岡田晋吉(日本テレビ)、梅浦洋一(東宝)
プロデューサー:加賀義二(日本テレビ)、石井幸一(東宝)
脚本:小川英、長野洋、柏原寛司、四十物光男、和久田正明、杉村のぼる、石川孝人、田波靖男、安斉あゆ子、渡辺由自
監督:木下亮、土屋統吾郎
制作主任:吉田由二
擬斗:林邦史朗、岡本隆
美術:斉藤嘉男
編集:神島帰美
音楽プロデュース:U-DO
音楽...
京都の大学で美術史の研究をしている令子(佳那晃子)は、琵琶湖畔の別荘を購入した。婚約者の真一(国広富之)との新居をここにかまえ、京都へ通うつもりだ。お披露目のため、近所の別荘族を招いてパーティーを開く。和装小物店を営む陽子(三原じゅん子)、開業医村岡(中山仁)と内妻の美津子(池波志乃)らだ。しかし、パーティーの最中、客のひとりで弁護士の息子春彦(草川祐馬)が何者かに毒殺されてしまう…。
横須賀の外れにあるドライブイン“サウスーポ”。経営者のとし江は、元プロボクサーの恋人風間敬一の死後、女ひとりでこの店を守ってきた。風間の親友の山本はとし江に想いを寄せていたが、その彼も、風間の死とともに、とし江の前から姿を消してしまった。今ではとし江にとっての生きがいは、恋を捨て、青春を捨てて守ってきたこの“サウスーポ”だけである。居候の弟久、従業員の留吉と八重子夫婦、現代っ娘の笑子など、ここの住人はお人好しばかり。そして、この店に集ってくる、久の友人たち、笑子の恋人、客のトラック野郎たち、暴走族……みな各々、生活を持ちながら、何となく寂しい野獣たちである。ある日、風間が所属していたジムの会長がとし江を訪れ、この“サウスーポ”を売却したことを告げた。会長にはこの店の開店の時に出資をしてもらっているが、この突然の立退き命令に、とし江は怒った。そ...
三角不動産入社式。希望に胸をふくらませた吹羽飛三は、三角社長の演説を聞いていたが、突如、倒産通知が届けられ入社式は退社式に切り替った。キャバレーでヤケ酒を飲んで大暴れした飛三は、ボーイの豚松のアパートにころがり込んだ。豚松は妹のマサコと二人暮し。飛三はそのまま居候を決めこんだ。暴力団実録組々長の仁義は、マフィアに麻薬の代金を一週間以内に支払わなければならない。そこで仁義親分はあくどく銭儲けをした三角大五郎の一人娘アキコを誘拐する計画をたて、かねてから組員希望の豚松に命令した。さて、豚松と飛三は三角邸に忍び込んでアキコ誘拐に成功。ところが、世間知らずのアキコは、見る事やる事、何んでも面白く、実録組直系のバーや賭場を荒し回ったあげく地下牢に入れられてしまった。マサコは豚松と飛三に自首をすすめたが、組に知られて三人共、アキコと同じ牢に放り込まれてしまっ...
南太平洋の海底に十億円の金塊を積んで沈んだ旧日本海軍の潜水艦をめぐって、三人の主人公の活躍を描く。西村京太郎の小説『発信人は死者』の映画化で。
フリーカメラマンの野口と白バイ警官江上はなぜかウマがあう。ある夜、野口のヨットの無線受信機が発信人不明のSOSをキャッチする。行きつけのスナックで二人が謎のモールスコードの話をしていると、氏家由紀子と名のる少女が口をはさんで来て、彼女は翌日から、野口のヨットに居候を決め込む。SOSの謎の解明に動きだした三人は、そのモールスコードは、なんと第二次大戦中の『日本帝国海軍G号暗号書』をもとにしたもので、現在の金額で十億円にのぼる金塊を積んでサイパン島沖に沈んだ潜水艦から発信されていることを、つきとめた。若い三人の血が騒ぐ。三人は富と夢とロマンを求めてサイパン島に旅だつ。そして、目的の潜水艦を捜しあてたが、そこには航...
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多恵子と若い男3人が写っているが、1人は加奈子の会社の得意先の奥本(並木史朗)と分かる。奥本は結婚披露宴で岡山に行く加奈子を東京駅で見送っている。東坂社長(益岡)主催で、奥本の部長就任祝いがバーで開かれ、加奈子たち社員も出席。乾杯した奥本が毒殺された。