第2シリーズ
放送期間 - 1992年9月4日 - 11月27日
原作 - 『孤剣 用心棒日月抄』『刺客 用心棒日月抄』『よろずや平四郎活人剣』
あらすじ
前作の最終話から3か月程過ぎた頃、前桑山藩主毒殺に荷担した者たちの名が記された連判状を大富静馬が盗み江戸へ出奔した。青江又八郎は家老間宮からその連判状を取り返すよう命じられる。藩命ではあるものの、厳しい藩の財政のため、又八郎は再び江戸での浪人暮らしを強いられることになる。一方、公儀隠密も連判状の争奪に乗り出し、三つ巴の様相を呈する。公儀隠密の手から静馬の危機を救った又八郎に静馬は礼の代わりにと連判状の筆頭にある人物の名を告げて去る。それは桑山藩にとって意外な人物の名であった。
スタッフ
脚本 - 松原敏春
プロデューサー - 一柳邦久
演出 - 望月良雄尾崎充信ほか
音楽 - 近藤等則
語り ...
持って生まれた凄みと根性を見込まれて鬼龍会巽興業の若衆になった春野一郎。だが、一年経っても人が良すぎて“きりとり”ひとつできない半人前。「これぐらいのキリトリができないようなら足を洗え!」兄貴分の川田、若頭の古谷ら巽興業の面々は、一郎を男にしようと1千万の“きりとり”を命じる。「取れるまで戻ってくるな」と古谷に言われた一郎は、極道渡世を賭けた“きりとり”を開始する。
ベテラン保安員の二階堂雪(木の実ナナ)は、所属している警備会社からの指示で、福島県のいわき支部へ3カ月間単身赴任することに。そこで知り合いの元刑事伊丹(ケーシー高峰)の出迎えを受ける。いわき支部に再就職した伊丹は1カ月前いわきで起こった佐伯弁護士殺しを個人的に調査したいため、保安員の仕事を雪に助けてほしいと説明。さっそく、雪は地元にあるスパリゾートの警備に赴任する。
ある日、雪はスパリゾート内を巡回中、いかにも裕福そうな中年女性が万引きするのを発見。連行した雪は万引きをした大森文代(丘みつ子)に事情を問うが、文代は万引きした記憶がないと戸惑うばかり。そこへ突然、文代の娘郁子(森下涼子)とその婚約者だという笠井(ひかる一平)が現れ、何の謝罪もなしに文代を連れ帰った。聞けば、大森家は地元ではかなりの名士で、地元を牛耳っているため皆逆らえないと言う。万...
西森博之原作のマンガを実写映画化したシリーズ第3作。軟葉高校に金髪ギラギラの三橋貴志とギザギザ、ウニ頭の伊藤真司が転校してきた。「今日から俺はツッパリになるぜ!!」と美容院で髪型に変えたのだ。この2人は同じ高校2年の同じクラスになってしまう。目立つ2人は他高の不良たらからはたちまち目をつけられ、ケンカを売られる日々。そんな2人の同じクラスに空手も気も強いしかも超可愛い赤坂理子がいて、三橋のことが大好きで三橋も好きなのだが…。
亡き父との思い出の地である長野へ向かった公認会計士の麗子(真野あずさ)と相棒の大次郎(船越英一郎)。二人はワサビ園を経営する父の旧友、椎名(河原崎建三)を訪ね、椎名の息子の公平(尾崎右宗)がワサビ園を担保にレストランの開業を計画していることを知る。そんな中、椎名をたびたび訪ねていた経営コンサルタントが死体で発見され、指名手配された椎名が行方不明になる。
料理研究家の奥村美輪子(舟木幸)が自宅で殺された。警視庁鑑識課の南原幹司(中村雅俊)と新人刑事の小山内春佳(星野真里)が現場に急行した。犯人は犯行後一度外へ出たあと、再び屋内に戻っている。被害者の携帯電話は指紋がふき取られ、手がかりとして残っているのは犯人のものとみられる足跡、家の中の指紋と美輪子の着衣についた土砂だけ。しかし、料理研究家にしては冷蔵庫の中が乱雑なのが南原には引っかかっていた。
第一発見者の夫幸宏(飯田基祐)と被害者の夫婦仲もよかったらしく、他人から恨まれるというトラブルの心当たりはないという。幸宏は事件があった晩、京都に主張中で留守。一人娘の梨花(落丸紗矢)もたまたま友人宅に泊まっており、現場にはいなかった。美輪子は新進の料理研究家で、出版社から本も出す予定だった。編集担当の高野詩織(高橋かおり)も特に変わったことはなかったと振り...
視庁捜査一課係長警部の広瀬和宏(村上弘明)は、新宿中央署へ異動した矢先、所轄内で殺人事件が発生。顔を潰された山路敏夫(三浦英明)の遺体が発見される。悲惨な状態から、知人による怨恨または通り魔による犯行と推測。事件当日の目撃情報を探すなか、山路の元交際相手由佳(西本はるか)が遺体で発見される。彼女の自宅からは10年前の殺人事件の記事が発見された。広瀬は連続殺人事件と推測し、捜査に乗り出すが…。
平安時代。信濃の大領の息子大伴次郎親信は京の都へ向かう途上、迷い込んだすすきケ原の六角堂で女陰陽師の杜女に出会い、世に名高い笛師喜仁の作になる謎めいた笛を手渡された。その後上洛した次郎は、身を寄せた三條中納言の館に住む萩姫に心を奪われる。だが萩姫は朝廷に入内が決まっており、さらに姫の心は色事師蔵人の少将安麻呂の虜となっていた。次郎は想いを込めて笛を奏で、その笛の音に人の心はざわめいていく。思いつめた姫の心を悟った次郎は姫の文を安麻呂に届けるが、安麻呂には自分の地位を賭けてまで入内の決まった女と深入りする気もなく、次郎は行き場のない怒りを胸に宿らせる。次郎は姫を山中の隠れ家にさらって想いを打ち明け、安麻呂の本心を知って絶望した姫は次郎の前に体を投げ出すが、心の通わぬその姿を見た次郎は恋を諦め姫を館に送り返すのだった。次郎は姫をさらった罪で検非違使...