“冈田茉莉子” 共找到 “120” 个相关影视

喜劇各駅停車
正片

1965  

6

喜劇各駅停車

  ナポレオンを尊敬し、同僚からナポ源と呼ばれるベテラン機関士寺山源吉は、五十五歳の退職ま近い男。同僚の助士丸山咲平は貨物列車に乗っているが、目下、いつも桐生駅で会う客車に乗っているかわいこちゃんに夢中。だが、機関車の番組変更で、それも近く会えなくなる。翌日発表になった交番表は源吉と咲平の名が仲よく並んでいた。ベテラン助士咲平に源吉の退職を説得してほしいという菊岡助役の希望があったからだ。その夜源吉の退職後機関士を務めるために転勤してきた大田に誘われ、きみの経営するおでん屋“万両”に来た咲平は、きみから源吉の意外な側面を知らされた。それは戦時中、源吉の助士をしていたきみの亭主が、敵の艦載機に撃たれて死んだ後、子供をかかえてとほうにくれるきみを励まし、息子を東京の大学にやり、きみが商売を出来るのも源吉の援助があったからだというのだ。その夜咲平は胃けいれんを...

義士始末記
正片

1962  

6

義士始末記

  元禄十五年十二月、四十七士が本懐をとげると、世はあげて賞讃の声を惜しまなかった。時の幕府は将軍綱吉を中心として、義士の処遇について苦慮した。儒学者荻生徂徠は、世論が賞讃と同情をもりあげ、助命の処置へ向って沸騰して行くのを承知の上で、敢えて義士に対する処置は「切腹」であるべき事を主張した。それは情においてではなく、法の名においてであった。かつて徂徠がおからを喰って勉学に励んでいた苦学時代、その長屋に隣り合せていた踊りの師匠おかつは、徂徠を尊敬するあまり、身の廻りの世話まで見た間柄で、徂徠もまた、おかつの芸に高い評価を惜しまなかった仲であった。しかし徂徠が将軍膝下にあって義士処遇の事を議する現在となっては、その立場が逆転した。つまり、おかつの弟間新六は、徂徠によって死に当面することになるのだ。義士の一人、中村勘助の恋人であるおしまも、おかつ同様徂徠に対し...

霧子の運命
正片

1962  

4

霧子の運命

  松本霧子は今年二十七歳、伊豆山麓の田舎に生れたが、その少女時代はちょうど戦争中で、父の善作は出征軍人だった。留守宅には、何時もガミガミとうるさい継母と病気がちの祖父、それにまだ幼い三人の義妹が同居していてそんな複雑な家庭の空気が、彼女の性格をひねくれたものにしていた。小学校でも、担任の先生や級友たちが何か事ある毎に彼女を白眼視して、霧子は一層依怙地に振舞う少女になっていた。終戦になり父は復員して来たが、下田へ大工仕事で出かけたきり。霧子は中学を卒業すると、伊東、熱海など温泉旅館を女中として転々と働き歩いた。伊東で働いている時、彼女の器量を見こんだ年増芸者のお花から、芸者になることを進められたりしたが、常客の影山幸二郎を頼って東京のバーへ出て働くことになった。霧子は一年程前から、店に通ってくる宇佐見という年下の男に心を惹かれていた。その宇佐見が金欲しさ...

离愁
正片

1960  

8

离愁

  境道介は竹生島を見に行った時、木谷れい子という若い自殺娘を助けた。れい子をつれて道介は、京都にいる同じ陶工の友人山口の家に厄介になった。翌朝電報で東京から駈けつけた彼女の叔母三浦暁子をみて道介は息をのんだ。数年前、暁子が元大臣の次男三浦清高と婚約が整った日、家族の者と一緒に金山陶雨の展覧会を見に行った際、説明役をしたのが弟子の道介だった。それから父の使いで陶雨の仕事場を訪ねるたびに暁子と道介は親しくなっていった。しかし、それも、暁子の結婚でプッツリと切れてしまった。そんな二人の過去を聞いて、れい子は驚いた。琵琶湖での自殺未遂事件も、実は婚約者の八田が机の上に暁子の写真を飾っていたことにショックを受けての出来事だった。このことから、東京に帰った道介のアトリエに暁子とれい子が屡々訪れるようになり、れい子は琵琶湖で初めて会ってから道介を愛していると語った。...

水坑
正片

1961  

3

素晴らしき十九才
正片

1959  

5

素晴らしき十九才

  学生バンドシックスロビンスの一行が、オープンカーで信州の高原を飛ばして行く。運転しているのは、ペットの克彦だ。牛車を追い抜きながら、牛を追っている少女みどりをからかった。途端に凹地にはまって車はスリップ、逆に牛車に助けられる始末だった。町の公会堂で、彼らの演奏会が開かれた。が、演奏なかばにヤクザにかきまわされ目茶苦茶になった。興行師がヤクザと打合せしてやったことで、ギャラを支払わないための手段だった。ヤクザの仲間だったみどりの兄浩志は、そんなヤクザ稼業に愛想をつかし、克彦らを救った。--登校したバンドの連中の所へ、マネージャー格の真紀がやって来て、新しい契約をとったと知らせた。新宿のジャズ喫茶で一週三回の出演である。その喫茶店のステージ近くの席で、いつもバンドを見つめている中年の女性がいた。西条薫といった。克彦の父、有松鉱業社長の栄造の内妻だった。...

海の地図
正片

1959  

7

海の地図

  大学生の水品晶子はラグビー部の岡崎啓介と恋仲だった。学者肌の秀才杉浦も晶子が好きだった。夏休み、青春の歓びを満喫しているつもりなのだが、晶子は何か物足りないような思いで一杯だった。そんな或る日、晶子は黒い喪旗を掲げた三本マストのヨットから降りた初老の紳士を見た。愛する妻を遠い海で失ったという外村義高だった。晶子は白い箱をもつ外村に魅かれた。外村も亡き妻に似た晶子に魅かれた。数日後二人は会った。偶然だったが、晶子は叔母の菊子が何故外村と知り合いなのか知りたいと思った。外村の身辺に漂う秘密をつきとめたかった。秋のある日、晶子は啓介とヨットで海に出た。夕刻から海が荒れた。遭難した二人を助けてくれたのは外村のヨットだった。外村の別荘で晶子の好奇心は満たされた。晶子の亡くなった父と外村はラグビー仲間だった。晶子の母は外村を愛していた。それなのに父と結ばれたのは...

结婚期

正片

1954  

3

结婚期

  都庁公園緑地部係長の北山悠一は、三十一歳独身で叔父外山博士の家に同居している。真面目でお人好しの悠一は、外山の娘マリ子の夫東畑六郎の帰宅が遅くなった時のいいわけにいつも利用されている。堅人の彼にも好きな人がいる。通勤の電車で会う人だが名前も分らない。テレビで「都市の緑地化」について演説をする筈の藤山課長が脳貧血でたおれ、悠一は無理に代役にされた。担当アナウンサー青木礼伊子が電車の中で会う人だったので、アガった彼は、演説を失敗し、礼伊子とも失恋だと観念した。東畑は馴染の芸者八重奴と手を切るための掛け合いを修一に頼んだ。東畑を悠一にのりかえようという八重奴は簡単に承知したが、悠一は驚いて逃げ帰った。礼伊子は悠一に対し好ましい印象を持っていたが、八重奴とのことを誤解する。しかし、六本木の弁解で誤解もとけ、悠一は礼伊子に求婚するがことわられた。鉄工所跡の造園...

花嫁のおのろけ
正片

1958  

6

花嫁のおのろけ

  大学の生物学助教授、広瀬武夫は、一家を背負って、三十二歳の今日まで、結婚せずにいた。だが、最近、弟の平八郎が同級生の弘子と学生結婚したのにも刺戟されて、相手を探す気になった。父の元海軍武官三吉にも、昔の部下が、やもめを見兼ねて、お嫁さんを世話するという。武夫は亡母の十三回忌までに結婚してみせると父に宣言した。武夫と復従姉のデザイナー米子は、昔、武夫と結婚するはずだったが、戦死と知らされ、船乗の伝七と結婚したのだ。今は、性格が合わず、別居しており、離婚の手続きをしていた。彼女の紹介で、武夫は花嫁学校へバイトに行き、散々な目に会う。米子の妹英子は雑誌社の女流カメラマンをしている。武夫に同情し、万年筆屋の娘や、競馬狂の娘など、次々に見合いをさせるが、全部失敗だった。九回目もだめで「試合」は延長戦に入る。武夫がこっそり男女交際機関へ入会した夜、英子はその桃色...

恋愛特急

正片

1954  

8

恋愛特急

  日劇の踊り子、雪子、エリ子、道子の三人は郊外のアパートの一部屋で共同生活をしながら未来の舞台スターを夢みている。毎日乗るバスの運転手江戸川金一は雪子が好きだが、気が弱いのではっきり云えない。一方、雪子は演出助手の小池を愛している。道子は十歳の時からバレーを習っているが芽が出ず、郷里の許婚駒吉は早く結婚したがっている。大スター熱海春江が、道子に腹を立て、馘にしてしまえと云ったのを聞いたエリ子は、憤慨してタンカを切るが、それがもとになって映画に引きぬかれた。小池が書いた雪子主演の台本「東京祭」は劇場で採用されたが、主役は熱海春江になった。失望した雪子を慰めようと金一、小池と金一を愛している車掌タマ子とがドライヴに雪子を誘った。金一は雪子の恋人が小池だと知るが、夏祭りの音楽会に自分がクラリネットを吹くから唄ってくれと雪子に頼む。給料の賃上げを拒絶され、熱海...

サラリーマンの歌

1953  

8

サラリーマンの歌

  北上川の畔り、盛岡在の一高校恒例の職員慰労会が土地の料亭でひらかれる。席上、血気の本田教員は校友会費を芸者あそびに使う不当をなじって、座を蹴った。英語教師安西はその一途に社会の汚濁へ歯むかう若さにかつてのじぶんを視る思いがし、本田をわが家に伴いかえったが、話はいつしか回顧談となるのだった。--三年前、安西は妻の伸江、駿、千栄子の二人の子供とともに都営アパートに住み、兜町の証券会社に脱税事務係として勤めていた。じぶんの仕事への憤懣がある日税吏接待の席上で爆発し、社長に辞表をたたきつける。すぐ後悔したものの、もう取返しつかず、笑顔でむかえる伸江に真相を告げることもかなわなかった。ボーナス目当に約束した二輪車やお人形を、毎日子供たちに催促されるけど、退職手当も出ぬとあっては、泣きたいような思いである。彼は毎日ウソの出勤をしては職さがしに奔走した。折からの猛...