二宮早紀(名取裕子)は、港南医大法医学教室の助教授。夫で横浜東署の刑事一馬(宅麻伸)との間に、一人息子の愛介(坂口駿)がいる。ある日、箱根山中で白骨化した頭蓋骨が発見された。翌日、愛介のサッカーチームの監督の生島美奈代(今井絵里)が、自宅で胸を刺されて死亡した。玄関から飛び出し走り去っていく男を目撃した愛介は、モンタージュ作成に協力するが、箱根の頭蓋骨の復顔写真を見て犯人はこの男だと主張する。
名取裕子主演の湯けむりシリーズ第9弾。今回は秋の深まる箱根が舞台。そこで巻き起こるツアー客の連続殺人事件。そこにはつらく悲しい人間模様が…。名取裕子扮する添乗員早乙女千春の推理が冴え渡り、その背景を知ることになったが、その時千春は…。
課長の黒沢(小林隆)から披露宴の進行を急ぐように言われ, 従業員のフミ(小林千晴)に指示を出していた花嫁相談員の卯月は, 花嫁の藤原洋子(真瀬)の姿が見えないのに気付き, 後輩の詠未と一緒に洋子を探す. 卯月と詠未は洋子が刺殺されているのを発見し, 卯月の別れた夫で刑事の佐野が部下の内海(岡本)と共に捜査を開始する. 洋子の披露宴にも出席していた広瀬かおり(山本)が絞殺され, 現場から洋子のときと同じ様にマスコット人形が発見される. 殺害現場はスポーツクラブのプールで, 洋子やかおりの友人のえりかがインストラクターをしており, 実業家の日下と婚約中のえりかの挙式は卯月が担当することになっている. えりかは城南大学の水泳部でマネージャーをしていたことがあり, 殺された洋子やかおりは水泳部の部員だった. その水泳部では7年前, 伊豆での合宿中にエースの森...
横浜市内の廃工場で、男女の死体が発見された。女性の首には絞◎された痕があり、男性の遺体の右手が凶器のロープを握りしめていた。
現場で検視に当たった早紀は、被害者の女性が20年前に失踪した大女優桐島夏子(里織)の姪桜(宮内知美)と知って驚く。
桐島夏子は45歳のとき「年老いていく私をファンに見せるわけにいかない」と言い残して姿を消したまま行方知れずで、近々、愛介が紙面で特集を組む予定と聞いていたのだ。また、男性は、桜の大学時代の友人工藤正彦(扇田拓也)とわかる。
早紀の検死と解剖の結果、桜はやはり背後から首を絞められて◎されたことが判明する。
一方の正彦の死因は、心臓が収縮するタイミングで何かが胸に当たって心室細動を起こす“心臓震盪症(しんぞうしんとうしょう)”だとわかる。
実は2人の死体を発見したのは、ボールを捜しに来た近くの野球部員藤堂...
幕末の京都。傍若無人な局長芹沢鴨(待田京介)を暗殺した土方歳三(柴俊夫)ら新選組の面々は、長州藩士らが会合している池田屋を襲撃するが、結核を患っていた沖田総司(郷ひろみ)は、喀血してしまう。
港南医大の法医学准教授の二宮早紀(名取裕子)は、ある日、町内会長の大泉ユキ(富士真奈美)に誘われ、彼女のプロデュースする演劇公演を見に出かける。その数日後、法医学教室の早紀の元に10歳ぐらいの男の子の声で不可解な電話が入る。その直後、今度は近所のスーパーから息子の愛介が万引きをしたと連絡が入る。駆けつけた早紀は、目撃者が10歳ぐらいの男の子だったと言う点に何か引っかかるものを感じ…。