ある日、埼玉川越で起きた殺人事件の一報が入った。被害者は、迫田加奈子という女性が経営するイタリアンレストランのシェフ大牟田祐樹。管轄外の事件だが、加奈子が1年前に渋谷で起きた未解決強盗殺人事件の重要参考人だった事から、小山田は急きょ川越へ向かう。
萬田久子演じるバスガイド桜庭さやかと、葛山信吾演じる運転手富田林太郎が殺人事件に巻き込まれる2時間サスペンス第5弾。今回の舞台は、3泊4日飛騨高山への同窓会ツアー。学生時代の思い出を振り返る楽しいツアーで起こった殺人事件にさやかが挑む。ベテランバスガイドの桜庭さやか(萬田久子)は、運転手富田林(葛山信吾)と添乗員牧野(渡辺いっけい)の3人で、飛騨高山へ3泊4日の同窓会バスツアーに出ることになった。そんなある日、ツアーに参加する予定だった貝原(天宮良)という男が遺体で発見された。お金に困っていた貝原だが、同窓会ツアーにどうしても行きたいと妻の響子(床嶋佳子)に懇願。会社に借金を頼みに出かけ、そのまま帰らぬ人となった。亡くなる前、貝原は高校の同級生で年商300億のインテリア会社社長大月(風間トオル)と伝統工芸品で有名な会社社長内田(小木茂光)...
戸塚純貴が新人の介護福祉士を演じ、介護現場の現実を描いた「ケアニン あなたでよかった」の続編。介護福祉士の大森圭はケアニンの仕事を追求するため、小規模施設から大型の特別養護老人ホームに転職したが、多くの利用者に対応させるため、効率やリスク管理を優先する大型施設ならではの運営方針に戸惑いを隠せないでいた。そんな中、認知症の美重子が入所してくる。これまで妻を自宅で介護してきた夫の達郎は、施設を信用できずに、担当である圭にも厳しくあたった。しかし、圭は施設に友人の美容師を呼んで美容サロンを開催するなど、美重子や利用者のためを思い、日々奔走していた。そんな行動が職場のチームワークを乱していると、圭は上司や理事長から叱責されてしまう。監督は前作から続投となる鈴木浩介。
昭和の高度成長期、北村守(曽根悠多)は、「東の良一、西の了平」と名をはせていた、笹川了平(小野寺昭)の娘テル(坂上香織)と結婚する。結婚を機に、守は了平の元で働き始める。時を同じくして、料亭の板長を務めていた、中村一議(大沢樹生)は、料亭の弟子の縁で知り合った、大日本菊水会幹部、荒井忍(清水昭博)の器の大きさに心を打たれ、大日本菊水会への加入を決意する。二頭の龍の運命が今、動きだす――――!
轟整形外科医院の看護師花垣若葉は、気さくで面倒見が良く、近所でも評判の理学療法士。ある日、近所の総合病院の看護師石黒多佳子が夜勤中に刺殺される。轟整形外科の患者で、総合病院に清掃員として勤める島田香苗が、事件当夜に怪しげな男を見たと証言。多佳子の交際相手橘祐司が容疑者として浮上するが、港で何者かに殺される。若葉は、近頃様子がおかしい香苗が何か隠しているとみて、院長の幸太郎と真相を探る。
橋田壽賀子石井ふく子鴨下信一により制作された大型時代劇「忠臣蔵女たち愛」。物語は討ち入りを計る義士たちの陰で、ひっそりと生き、死んでいった女たちの愛と悲しみを軸に展開。庶民の女性や父親が討ち入りに参加しなかった真相を知ることなく入水する娘、金策のためあえて自らを滅ぼす女…。ひたすら愛に生き、愛に殉じた女たちにスポットを当てた。大石内蔵助に丹波哲郎、赤穂浪士四十七人に切腹を命じた徳川五代将軍綱吉に勝新太郎を迎え、スケールの大きな討ち入りと、女たちの悲劇を物の見事に表現している。
討ち入り3日前から、吉良邸討ち入りまでを前編「雪の章」。討ち入りから翌年2月4日の四十七士切腹に至る五十日余を後編「華の章」で描く。
番組概要
橋田壽賀子が脚本を手がけた東芝日曜劇場1200回記念番組。忠臣蔵の物語にまつわる女たちの愛と別れをテーマに描き、高視聴率を記録した感動巨編。
番組詳細
宇津井健、池内淳子、金田賢一、志村喬、沢竜二、和泉雅子、山村聡、高野浩之、中村勘九郎、杉村春子、渡辺篤史、香川京子、下元勉、小野寺昭、松下達夫、岡本信人、前田吟、上村香子、土屋嘉男、篠田三郎、波乃久里子、大原麗子
橋田壽賀子のオリジナル脚本で、忠臣蔵の物語にまつわる女たちの愛と別れをテーマにした感動巨編。極限状態に立たされた女たちを演じるのは池内淳子、杉村春子、香川京子、山岡久乃、竹下景子、山田五十鈴、大空真弓、佐久間良子ら大御所女優陣。討ち入り直前の10日間に重点を置き、大石内蔵助の妻りくを中心に、最愛の夫や恋人との別れを超豪華キャストと壮大なスケールで描き、42.6%の高視聴率を記録。...