原案斎藤栄
『津軽海峡ミステリー航路』(つがるかいきょうみすてりーこうろ)は、2002年から2009年までフジテレビ系で放送された刑事ドラマシリーズ。全8回。原作原案は斎藤栄。主演は村上弘明。
函館西警察署(第1作 - 第2作) → 函館南警察署(第3作 - 第8作)
青柳誠、階級は「警部補」。美人に弱い。 父は函館市内駐在所の警察官だったが、出所した犯罪者の逆恨みによって放火されたことで両親を失っている。
函館南署刑事の青柳誠(村上弘明)はパティシエの中沢真央(酒井美紀)と知り合う。真央はレストランのオーナーとその息子の殺人事件の犯人に疑われるが、真央の兄真彦(大鶴義丹)が犯行を自供。だが、青柳は腑に落ちない。果たして、真犯人は?バター飴に隠された兄妹の絆とは?青柳刑事の推理が事件の核心にせまっていく…。
「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」第3回大賞受賞作「3時のおやつ」
【都内のある演芸場―】
ステージではいつもように 牧野耕平(要 潤)のトークマジックが繰り広げられていました。
いまひとつパッとしないマジックテクニックも新鮮味のないコントのネタも全く反応がない客席も、そう、何もかもが悲しいぐらいにいつも通り―
そしてついにはその演芸場の仕事もクビになり
事務所の専務宝田(石橋 蓮司)に泣きついた耕平はある一風変わった依頼を引き受けることになったのです。
【約束の3時-】
耕平が出向いた先はある母子家庭。そこで彼を待っていたのは チャイドル並の顔立ちを持ちながらも全く愛想のない少女、亜紀(太田 琴音)でした。
病気治療の為に、大阪から引っ越してきたばかりで友達がいないという彼女。
母充恵(有森 也実)はそんな娘をなんとか元気づけよう...
検事から弁護士となった、通称“ヤメ検”英剛直(古谷一行)は、国選弁護の依頼を受ける。事件は3日前の夜、工務店経営者三輪田良一が刃物で殺害され、金庫から社員の給料が奪われていた。残された指紋から店の従業員末野光二(大浦龍宇一)が浮かび任意同行をしたところ犯行を自供、強盗殺人の容疑で逮捕された。英は末野と接見した夜、「末野は無実。調べ直してほしい」と謎の女(有森也実)から密告電話を受ける。
「氷川電機」の研究員望月一郎(榎木薗郁也)の遺体が見つかる。警視庁捜査一課強行犯係の樋口顕(内藤剛志)が捜査に乗り出すと、同社の新技術が海外に流出していたことが発覚する。公安部外事一課の戸川隆明(宅麻伸)からは産業スパイを炙り出すため、捜査情報を報告するよう言われる。一方、殺された望月は同社常務の神谷伴宜(橋爪淳)の娘あかり(樋口日奈)の婚約者高野元(永田崇人)について調べていたことがわかり…!
舞台は大阪新世界。かつてヤクザの組を潰して廻っていた村上勝太郎(通称勝吉=赤井英和)は、自身のボクシングジムを営んでいたが、練習生がジムで覚醒剤取り引きをし逮捕されたことでジムを畳む。
その後、元犯罪者の更生プロジェクトを運営している幼馴染み沢村源蔵の経営する串カツ屋で働き出す。
ある日、勝吉は刑務所の慰問に誘われて訪れた刑務所で、かつて、共にヤクザを潰して廻った弟分神木雄司(通称コオロギ=上西雄大)と再会する。
コオロギは悪い女に引っかかり、覚醒剤所持で服役していたが、間もなく沢村の協力で出所し、勝吉と共に串カツ屋で働き出す。
勝吉はある日、少年徳永武が逃げ出した宗教団体に捕まるところに居合わせ、武を助けるが、武は洗脳されており、また、母親が入信し、父親と別れさせられたショックから、口がきけなくなっていた。
失読症で文字が読めないコオロギ...