『必殺スペシャル秋! 仕事人vsオール江戸警察』(ひっさつスペシャルあき しごとにんバーサスオールえどけいさつ)は、1990年10月5日に、テレビ朝日系列で放送された、ABCと松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。主演は藤田まこと。必殺シリーズの長時間スペシャル第17弾である。
概要
本作は天保の改革が行われていた時期が舞台であり、過去の連続テレビシリーズに登場したことがある、南町奉行鳥居耀蔵が仕事人最大の敵として登場する。また、『天保水滸伝』の登場人物である平手造酒が仕事人として加わる。
キャスト面では前スペシャルに続いて、滝田栄と笑福亭鶴瓶が出演。一方で『必殺仕事人』から出演していた鮎川いずみ演じる何でも屋の加代や、主水の上司の田中鬼塚が登場するシリーズ最後の作品である。
あらすじ
時は天保年間。老中水野忠邦によっ...
毎回のストーリー展開としては殺人事件が起きて、与力の青山と部下の同心六人を合わせた主役の七人が捜査していく上でそこに絡む人間模様を描き、最後は殺人犯を捕縛するというもの。仏田も青山も悪人を殺さずに捕らえる事を目的としているが、悪人が何か、善良に生きようとする(した)町人の誰にも言えない過去をばらそうとする時は口封じのために殺す事もあったりと、捕物劇というよりはサスペンスドラマ色の濃い時代劇であった。 大塩平八郎の乱が題材となる話があることから、江戸後期を時代背景としている。
個性あふれるレギュラー陣でお送りする痛快時代劇。6人の定町廻り同心達と、その上司である与力青山の迫力ある立ち回りや捕り物が見物。 テレビ朝日系列で2006年に放送された最終シリーズ。
番組紹介
”落としの八兵衛”または”仏の八兵衛”と呼ばれ、ある時は下手人にねばり強く説得に当たり...
第1話は120分枠のスペシャル版。
第5シリーズ放送リスト [編集]
放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1992年4月8日 沖縄~宮古島、青い珊瑚礁の誘惑!企業舎弟に狙われた女 小西博之
第2話 1992年4月15日 殺人を占った女ハイヒールの犯罪! 塩沢とき
第3話 1992年4月22日 自己破産を望んだ女カードの誘惑! 川上麻衣子
第4話 1992年4月29日 偽装結婚!流れ弾を浴びた女 真行寺君枝
第5話 1992年5月6日 危険な愛情父親を刺した女! 夏目純子
第6話 1992年5月13日 弁当屋の女猿が暴いた密室の謎 千野弘美
第7話 1992年5月20日 虚栄の果て山の手夫人の完全犯罪! 一柳みる
第8話 1992年5月27日 消された指紋安浦家に...
駆け出しの小説家夏川美帆(川原亜矢子)は、京都で、幼なじみの雑誌編集部員長田吾郎(東幹久)の実家である老舗和菓子屋を手伝っていた。吾郎の母、静子(池内淳子)は何かと美帆を気遣ってくれる。その美帆が大学時代のゼミ仲間、小笠原由紀(斎藤陽子)、北川秀樹(角田英介)、武村明(田中宗一)、森陽一(池内万作)と岡山に同窓会旅行に出かける。遅れてくるという森を除いた一行を、やはりゼミ仲間の藤田亜沙子(木村多江)が倉敷駅で出迎える。亜沙子は湯原温泉の旅館『八景』の一人娘で、美帆たちの旅行の目的地はこの旅館だった。吾郎もこの旅行について来てしまう。その夜、美帆は由紀から夫の忠夫(神保悟志)と離婚するかもしれないと打ち明けられる。好きな人が出来たと言うのだ。翌朝、由紀の遺体が河原で発見された。遺体の傍には美帆が吉備津神社で買い求め、由紀に渡したお守りが落ちていた。...
日本を一周する「旅号」ツアーに参加した19名の乗客が、次々に不審な死を遂げる。この事件が大物代議士秘書殺害事件と関連があると見た十津川警部は部下をツアー客の中に潜入させて捜査を指示する。乗客を恐怖に陥れた謎の連続死の裏に隠されている、巨大な陰謀とスキャンダルとは何か!列車を乗り継ぎ、10日間で日本を一周する「旅号」ツアーの男性客が西鹿児島に向うブルートレインの車中で変死する。十津川警部(若林豪)は数日前、大物代議士三田(内田朝雄)の秘書が殺害された事件がこの「旅号」と結びついているとみて、部下の亀井(坂上二郎)と鈴木(本田博太郎)両刑事を鹿児島に送り込む。亀井たちはツアー客としてツアーに潜入するが、鹿児島でも京都でも、男性客が次々に事故死する。やがて、東京で捜査していた山本刑事(下川辰平)が死んだ3人の男の共通点を洗い出す。
休暇中に軽井沢を訪れた信濃のコロンボこと長野県警捜査一課の竹村岩男(堺正章)は信濃追分駅近くの魔女の人形作りで知られる人形作家、丸岡一枝(さとう珠緒)の店で起きた男の首吊り事件に巻き込まれる。 男は50歳くらい、右ほおに火傷があり、夕張からの切符を所持している。他殺とにらんだ岩男は、ラチがあかないまま、東京は旧本郷追分の一枝の父を訪れるが、その近くで50代の左ほおに火傷のある男の死体を目撃する。
担当が、知人の警視庁捜査一課の岡部(石黒賢)。その連絡で両追分の被害者は共に夕張出身と分かる。夕張に飛んだ岩男はそこで岡部が麻薬のアジトとにらむ本郷追分の骨董屋三叉路のメンバーが写っている写真を見つけた。
就職マガジン記者、まだ独身の亜木子(斉藤慶子)と若い警官を夫にしたみどり(久本雅美)のコンビが、取材中に思わぬ事件にかかわって活躍する痛快ドラマシリーズの第五弾!今回は人気女優の付き人になった二人が殺人がらみの女優誘拐事件を追う。 亜木子とみどりは、十年前に撮影が中止された映画のリメイクに出演する人気女優 小野今日子(秋野暢子)の付き人を体験することになった。
十年前にこの映画のヒロイン役だった今日子は、撮影半ばで事故にあい役を降りたが、今度はヒロイン役を十八歳の新人にゆずり、自分はそのマネージャー役を演じる。だがその制作が始まるや、ビルからカメラマンが墜落死したり、今日子も何者かに誘拐され脅迫されるなど、すべてが昔の台本どおりに現実の事件が進行してゆき、謎が深まるばかり…。
失業中で元女房の百合に払う離婚慰謝料の金策に走る円城寺一は、ナゾの女から百万円で探偵を依頼され鬼怒川温泉へ。ところが、尾行していた不動産屋の桑原が殺され、その犯人として警察から追われるはめに。
推理小説家でニュース番組のキャスターも務める麻沙子は, 締切り間近で出版社の新倉から原稿を催促されていた。テレビ局のディレクターの加代から殺人事件が発生したと連絡を受けた麻沙子は、執筆を中断して殺人現場へ向かう。 被害者はホステスの加藤妙子(沢木)で、溺死ではあるが、頭部に打撲痕があった為、京都府警の警部の狩矢や警部補の橋口(井上)は, 殺人事件と断定して捜査を開始する。
麻沙子が知合いの真奈美が女将をしている、いそべという料亭に取材に行った際、他局もいそべに取材に来ていたのだった。軽薄なモモ(小島)のレポーター振りに麻沙子達は辟易していたのだが、その局のプロデューサーの向井が妙子と話しているのを見掛けていて…。
80年当時の東京を舞台に、島を離れた娘と口下手な父親、そして、陰ながらこの二人を支える叔母役の吉行和子の演技が光る作品。
父一人を故郷の島に残し上京したが、好きな男のためファッション喫茶に勤め覚醒剤 へと溺れる娘。主演の娘の父親に露口茂、おばさん役に吉行和子、そして娘役を中村久美が大熱演。重い内容ながら、演技の重厚さと舞台になった島のロケーションの見事さで力のこもっ た作品に仕上がっている。