1986年に放送された人気劇画のドラマ化第2弾。サブちやんこと流山三郎(小林薰)は、新宿面相組の組員。腕節は強いし、女にもモテる。アパトには天真爛漫な美人妻.恋子(田中裕子)がいて、二人はまだ新婚気分の甘い関係だ。
ビートたけしと軍団総出演の爆笑ハチャメチャ時代劇。センセーと呼ばれる大道の砂絵師(ビートたけし)が住む、江戸は神田のなめくじ長屋。そこの連中はおかしな奴らで、センセーを取り巻き団結していた。センセーがやくざに追われているまふゆ(渡辺美奈代)を助けた。まふゆは、吉原の松木屋から逃げてきた16歳の娘。センセーと親しい御用聞き常五郎(平田満)の話では、松木屋は裏で勘定奉行とつるんでいるらしい。大金で買われたまふゆの身代金を3日のうちに返してやると、センセーは常五郎に大みえを切ったが…。
か弱い存在のように自らをみせかけ、女の力を逆に利用する男と、現代の〝勇猛な女たちの姿を、今の社会風俗の中に描く。治彦(田村正和)は家具メーカーの営業部長。最近、部下安代(浅田美代子)との情事が、妻里子(篠ひろ子)に発覚した。しかし安代は一歩も引こうとしない。事態は解決する様子もなく、社長山崎(小坂一也)は治彦を東京へ転勤させることにした。だが、安代は治彦を追って東京へ向かうのだった。