気性の荒い大牟田で育ち、地元組織村富一家村富会のヤクザとなった浪岡政浩(白竜)。九州屈指の組織雄仁会の代紋を掲げ、その豪腕で東京進出も果たした。平成7年、親分の村富長次郎(誠直也)が娑婆へ戻り、2代目雄仁会の副理事長へと昇格。九州制覇へ向け磐石に進むなか、浪岡が指揮をとる村富一家も着実に実績を挙げていく。しかし、村富一家が予想以上に力を持つことを恐れた雄仁会との歯車が次第に崩れはじめ。
名倉(中野英雄)を逃がしたことで浅利組を破門され暇を持て余していた柏木圭太(中村憲刀)は、ある日、国吉隼(与座重理久)に呼び出される。2人は、有名IT企業社長の細根から会員制の秘密クラブドラゴンレディーの高級娼婦李静(赤井沙希)に魅了され、自分だけのものにしたいと相談を受けることとなる。なんと、成功報酬は、1000万円。だが、李静の影には中国マフィアが潜んでいた。行き着く先は天国か、地獄か。
全国4万軍団がなんぼのもんじゃい! 兄を撃たれ、組長(ルビ;おや)を刺され、狂気の虎が牙をむく! 小沢仁志が徳島極道を演じる任侠アクション。監督は、城島想一。西日本徳島にて、極道抗争が勃発する。元中西組若頭南(古井榮一)の暗躍により、同組舎弟頭田中亥作は殺され、中西組は解散した。兄弟分の金鵄会磯谷組に入った若頭補佐田中虎次(小沢仁志)、田中卯之介(小沢和義)は、南の仕業を知り兄の仇をとる為復讐を決意し南を襲撃するも、トドメをさせずに逃がしてしまう。徳島を掌握したい南は、バックの花房組の力を借り金鵄会を潰そうと動くも、花房組系白波組々長白波(松田一三)に制止されてしまう。そんな中、磯谷組々長磯谷が襲われ、黙っていた虎次達が動き出す。
か弱き女を騙し、脅し、堕とす卑劣なやくざ組織を殲滅するために、織田と仲間たちが動き出す。古都京都を舞台に繰り広げられるバイオレンスドラマ第2弾。監督は、吉田由一。建設会社アスカ産業を営む青年実業家の織田(本宮泰風)には、京都に蔓延る悪を倒す自警団のリーダーというもうひとつの顔があった。京都の街を根城に女を騙し、売春に陥れる商売でシノギを削る新興のやくざ組織村上組の影を察知する織田。同じ頃、部下の金山(山口祥行)が惚れた女が村上組の罠に落ちる。救出に向かった金山だったが、逆に拉致される。街を汚す者は決して許さない。織田と仲間たちは、金山奪還に向かうのだった。