『新春仕事人スペシャル 必殺忠臣蔵』(しんしゅんしごとにんスペシャル ひっさつちゅうしんぐら)は、1987年1月2日の金曜日20:02 - 22:43に、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)が共同製作テレビ朝日系列で放送された時代劇。主演は藤田まこと。 必殺シリーズの長時間スペシャル第8弾である。
概要
1986年11月より放映の『必殺仕事人V旋風編』の新春特別番組として製作された。仕事人たちが赤穂事件の裏で活躍したという設定で、元来の必殺シリーズと忠臣蔵では時代背景が違う。物語冒頭に藤田まことが登場し、この違いについて触れ「どの時代にも、主水的人物がいたと解釈してほしい」との説明を行った。赤穂浪士の一人寺坂吉右衛門が過去に仕事人の元締 上方の虎の配下の仕事人であった事実が明かされ、義士を脱盟した者たちの逸話に仕事人を絡めるなど、虚実...
8年間の婚約に男はピリオドを打とうとするが、DJに生きがいを求める女は結婚を拒否する。「これまでも民放では放送局を舞台にしたドラマがいくつかあったし、また現にあるけれど、NHKがこのテをやるとは思わなかった。このシリーズの主眼はタイトルのとおり〝人間模様を描き出すことにあるのだから、放送局が舞台になってもおかしくはない。しかし、ストーリーの展開にやや無理があるようだし、人物像の描き方が鮮明でない。理屈をこねくりまわす必要はないが、このままでは舞台が放送局である必要もまたないような気がする。放送局が放送局を描くのだから、もっとこまやかに描いても良いのではないか?もっともあまりていねいすぎると嫌味になる恐れもないではないが……。
夢を持って会社に入った新入社員の奮闘と挫折を、1話完結で見せていく。ドラマの中では営業職につきもののノルマや、上司からのむちゃな要望、さらには社内恋愛や他会社からの引き抜きなど、社会人ならではの難題が次々と太郎に襲いかかる。だが持ち前の明るさでそれらを打破していく姿はまさに「痛快」のひと言。【以上、学研刊「1980年代全ドラマクロニクル」(TV LIFE編集部編)より引用】主演の広岡瞬はこの年の1月から放送された『太郎の青春』(1980 NHK)でも主演の「太郎」を好演。同じ「太郎」という役名で同じように明朗一直線のキャラに挑戦した。脚本の杉江慧子は本作放送開始直後から行方不明となり、翌1981年6月、北海道の山中で白骨死体で発見され、自殺と判断された。一部資料では放送回数全22回と記載されているが誤り。
昭和40年4月に誕生して約5年、空前の大ヒットを続けるエース高倉健の番外地シリーズ通算第14作目。益々高鳴る男のメロディー、健とジョーが網走刑務所に殴り込む。北海道の雄大な大森林とお馴染みの網走刑務所。網走番外地男末広勝治と懲役囚たちとの素っ裸の友情や、獄中と大自然を背景に、男の闘いを描く。宍戸錠とがっぷり組んで、前作「さいはての流れ者」で息もぴったり星由里子が再び共演。ラストシーンでは山火事の真っ只中で展開される悪徳暴力団との凄惨血みどろの大アクションが炸裂。