公園でシャドーボクシングをするダイナマイトジョー。突然背中に痛みを感じ、そのまま潰された彼が振り返ると、古代ギリシア風の衣服をまとう少女ルシアがいた。ジョーにボディチェックをしてトイレに連れ込むと、ルシアは騎乗位となって激しく腰を振る。何が起きているのか理解できぬまま、ジョーは我慢できずに果てる。ルシアは彼が探し人でないと判ると、踏みつけて立ち去った。
アマゾネスの血を受け継ぐ彼女は、同族の末裔の男を探していた。島に伝わる予言では、「日いずる国に闇の支配者が現れし時、正義のエージェントが光臨する」とあった。
下水溝からゲル状の物体が這い出る。公園のベンチに腰を下ろしたジョーに、その物体が這い上がった。
引きこもり青年順平が壁に貼られた萌え絵をオカズに自慰中、突然目を異様に血走らせたジョーが現れ、彼に襲いかかる。そこへ現れたルシアがジョーを吹き飛...
「あの世は実存する」。そう言い残し、突如姿を消した父親の遺志を継いで、病院を切り盛りする女医凛子。出入り業者の陰謀に巻き込まれ、魑魅魍魎が蠢く色欲の世界を彷徨する…
宇宙の彼方、第四惑星。地球とそっくりなその星では、人間とロボットが共存していた。しかし、宇宙人の侵略により、もともと人類の性処理のために開発されたアンドロイド=セクサロイドが一斉に蜂起し、宇宙人と戦っていた。
新人ナースさくらが配属になった病院は傷ついた女性用セクサロイドを収容する「ロボット病院」だった。施設に向かう途中、上空からパラシュートで降りてきたセクサロイドカルロス。彼は突然「やらせてくれ」とさくらに襲いかかるも、彼女に蹴り飛ばされ意識を失う。
セクサロイドの彼らの特徴は、女性との性行為で一時的に体力を回復する仕様である。さくらは彼を病院代わりの洋館へ連れて行く。
夜の病棟で巡回中のさくらは、患者の一人カルロスに羽交い締めにされる。運命を感じたと言われた彼女は、激しく愛しあった。
翌朝。さくらは同僚アザミにセックスの感想を聞かれる。女は...
夜。娼婦マリは、道行く男たちを勧誘する。しかし、思うように引っ掛かってくれる相手はいなかった。そんな彼女の元に、白塗りのサンドイッチマン風の男が近寄り、風船を渡し去っていった。その後、「ダッチワイフのアンドロイド化」の署名活動をする者に用紙を差し出される。マリは風船に「バカ」と大きく書き、宙に飛ばした。
ならず者たちがたむろする夜霧にむせぶ港町。そこへ、首にスカーフを巻いたジュンが現れた。男たちの下卑た言葉がを浴びながら、ジュンはリーダー格の屈強な男の前で立ち止まる。差し出された酒瓶を受け取った彼女は、その場で一気飲みして見せると、歓声が沸いた。
男たちに応える最中、ジュンの脳裏に虎が浮かぶ。リーダー格の男と激しいキスをした瞬間、猛獣のような鳴き声が響き、それがトリガーとなって彼女の犬歯が牙のように伸び、男の舌を噛み切った。突如変貌したジュンは、逃げ...
幼なじみの礼二とすみれは、通う高校も同じで、通学の行き帰りも一緒のことが多い。いつものように二人が歩いていると、紅子が自転車ごと倒れているのに遭遇する。礼二に助けられ胸キュンの紅子。二人の様子が気になるすみれ。礼二とすみれは互いに思い合っていたが、すれ違いばかりを繰り返し、想いを告げぬまま卒業してしまった。
紅子は同棲中の彼氏から突然別の女とデキ婚するから出て行けと言われ、帰る場所を失い姉夫婦を訪ねる。姉碧と夫慎介は理髪店を営んでいた。
安定した職業に就かず、男関係の揉め事ばかりの紅子を見守ってきた碧。近くに畑を持っているので、居候するなら一緒に働けと、紅子を連れ出す。文句を言いながらも手伝っていた紅子は、慎介に買い物を頼まれコンビニへ向かう。そこへ、紅子の姿に気づいた礼二が車を横付けし声を掛けてきた。礼二は地方の職場へ就職したが、母が亡くなり父...