“近卫敏明” 共找到 “21” 个相关影视

西阵姐妹
正片

1952  

6

西阵姐妹

  西陣の織元大森孫三郎(柳)は時代の流れには勝てず、莫大な借金を残して死ぬ。後には弱弱の妻お豊(東山)戦争未亡人の長女芳江(三浦)次女久子(宮城野)東京で勉学中の三女富子(津村)の美人の三姉妹と、孫三郎に囲われていた芸者染香(田中)が残された。
  子供の時から奉公していた番頭幸吉(宇野)が、高利貸し(菅井)から家を抵当に金を借りて家運挽回を試みたが失敗に終わる。東京の富子は婚約中の安井(三橋)との結婚を断念するというのを、久子が上京して安井の変わらぬ意向を確かめる。高利貸しが家を差押さえようとするため、家伝の道具類をその代わりに差し出すがを安値で買い叩かれる。染香は孫三郎に買い与えられた家を売ってその金を差出したが、それも債鬼たちにたちまち持って行かれてしまう。
  幸吉は悪辣な高利貸を斬りつけ警察に引かれる。やがて出所した時は主家の窮状は更に激しく、...

幸福の限界
正片

1948  

4

幸福の限界

  のどかな日々を送っている高松家に突然長女の省子が一女をつれ、婚家からもどってきた。二十五の未亡人--それが不びんであるという向こうの両親の心使いだった。父の峰三は「まあ、ゆっくり、そのうちいい良縁を見つけるさ」と楽観している。この父に一番の難物は次女の由岐子で、姉の姿を見て「お嫁に行くのは女中奉公とおなじよ、ただ性生活を伴う女中生活よ」といいのける近代娘であったが心の底は何ものにも侵されない信念を持っていた。父と同じ会社に勤め、傍ら演劇の勉強をやっていたが、父と一緒に出勤したためしがなかった。こうした由岐子に研究劇団の大塚がクローズアップされてきた。情熱家で理解の深い演出家--貧しさにもこう然としている姿にいつか心引かれていった。二人がスキーに出かけた事から父は「勘当だ」と激怒した。仲に入ってなだめる母にも「お前もか、出てゆけ」峰三の頭にはもう何もな...

暁の合唱
正片

1941  

2

暁の合唱

  家族のため進学を諦めてバスの運転手になろうと決めた朋子。だが、会社の都合で車掌になることに…。むっつり運転手(佐分利)と朋子(木暮)のやりとりも楽しく、当時の田舎の風景や人情も素晴らしい。当時では珍しい職業婦人を描いた革新的作品。

どろんこ天国
正片

1958  

8

どろんこ天国

  小学生のピンちゃんに、新しいお母さんが来た。父親の日雇亀吉が怪我をしたとき、同じ日雇のツネが手伝いにき、そのまま一緒になったのだ。ツネには連れ子があり、姉の鳥子はレストランで働き、サラリーマンの井上と恋仲だ。兄の実は住込の商店員だ。ツネは暮しを助けるためチンドン屋のビラ配りになった。ピンちゃんは仲間からそれを囃し立てられ、恥かしかった。が、ツネが学校や父兄のもとへ抗議に行き、先生が職業に貴賎はない、どんな仕事でも一生懸命やる人が偉いのだと皆にさとしたので、ピンちゃんは堂々と母のことを綴方に書くまでになった。実君が主人の金二万円を落すという事件が起った。ツネはちんどん屋のコンクールに出場し、その賞品で金の返済をと思ったが、ツネがトチって落選してしまった。長屋の連中は、同情して資金カンパを始め、ツネは金を返すことができた。鳥子は転勤する井上と結婚して...

地下街の弾痕
正片

1949  

1

地下街の弾痕

  深夜の大阪駅地下街で一つの殺人がある。被害者の身許を調べるうち意外にも彼は事件担当の新聞記者関口の妹でかつて婚約の皆川刑事を裏切って金の為の結婚をしたみち子の夫金子であることが判る、金子の会社というのが幽霊会社であることからそこの課長と称する勝見を調べて行くうち彼の背後には相当の大物があることが捜査本部でも判って来た。ひんぴんと発生する貨車盗難事件、金子の殺害に使われた外国製で未輸入のけん銃、金子が無電技師だったことなどからその大物こそ国際的な密輸団であると捜査本部は色めきたつ、皆川刑事は賊の連絡がキャバレーコンガで行われていることを知りそこに乗りこんで女給になったみち子を口説いている貴金属商会の社長古賀を発見する。実業界、政界を牛耳っている有力者古賀こそ密輸団の首かいで一切の悪の下手人だったのである、しかしそこで油断した皆川は賊の一味にみち子と共...

泉
正片

1956  

3

  浅間山麓の曽根集落は、水源地の問題で土地の人々と土建会社の間に争いが絶えない。講演会の途中、大沼博士に随行して実業家立花公房の別荘を訪ねた少壮植物学者幾島暁太郎は、立花の秘書斎木素子に思慕の情を寄せるが、素子の本心が掴めず悩んだ。まもなく妻と別居中の立花がとつぜん謎の自殺をとげ、素子は立花が投資している土建会社の社長田沢の秘書になった。二年間も幾島を慕いながら、打ち明けずにいる大里町子は友人の尽力で幾島に会うが、彼が素子を恋していると知って悲しくも諦めようとした。一方、素子から曽根集落の黒岩万五のような野性的な男が好きだといわれた幾島は、一切を清算して紀州の自然科学博物館に就職した。ある日、幾島は見学団の中に町子の姿を見出したが、町子は憤りをこめた眼で逃げ去るのだった。そのころ、素子は田沢の指図で立花別荘をホテルに改造するため、浅間山麓にあったが、水...

南風
正片

1939  

9
三つの真珠

正片

1949  

5

三つの真珠

  焼け残ったもとの屋敷に疎開先から帰って来た達夫兄妹と祖母、母はあの戦争騒ぎの中で安く手放してしまった隣りの邸に美しい三人姉妹が豪華な暮しをしているのをみてうらやみ、頭の古い祖母は得体の知れぬ女たちだと交際を禁ずる。達夫は勤務する病院で和製ペニシリンの研究に没頭していたがある夜三人姉妹の長女宗子の急病の診察を依頼され、手おくれになった盲腸炎から彼女を救うべく祖母の激しい反対を押し切って懸命の手を尽し研究完成間近のペニシリンを使って遂に成功する。それが機縁で達夫と宗子はいつか互に引かれる仲になっていった。息子娘たちの新時代的な言動と常に衝突し心を痛めた祖母が脳いっ血に倒れた時馨子は達夫を説いて高木家に看護婦として入り込む上海で特級看護婦の免許をとった技術と親身な看護にすっかり快くなった祖母は彼女の人柄にほれ込み、息子の嫁にと思うのだった。達夫のペニシリン...