いちど限りの、永遠。北海道に生きる様々な野生動物たちにスポットを当て、その驚きの生態と命のドラマを見つめたネイチャードキュメンタリー。5年の歳月を費やし、8万羽ものマガンのねぐら立ち、キタキツネの子育てなど、様々な命の輝きを撮影。監督は、長年旭山動物園のポスター写真などを手がけてきた北海道在住の写真家、今津秀邦で、これが初監督作となる。また、俳優の津川雅彦がナレーションを担当する。8万羽ものマガンのねぐら立ち、エゾナキウサギの冬支度、故郷に向かい川を遡上するシロザケとそれを狙うエゾヒグマ、キタキツネの子育て。北海道の雄大な自然の中、今を懸命に生きる野生動物たちの命のドラマを、臨場感たっぷりに映し出す。
徳川三代将軍家光の頃。恵まれぬ部屋住みで旗本の次、三男坊は不平不満を酒や女や喧嘩にぶちまけ、江戸八百八町を“旗本愚連隊”を組織して暴れまわった。長坂千槍三郎は山犬組の愚連隊を指揮し、花嫁お糸を奪い替玉に雁風呂の人気湯女お歌を仕立て、嫁入り先から二百両まきあげた。これが縁でお糸は千槍三郎に惚れこんだ。山犬組の頭領今村左門と近藤三之丞は旗本総元締大久保彦左衛門のごひいき一心太助と左門が幼少のころ生き別れになった母お仙に会いにいった。その母が怪坊主大角逸斎の配下に、将軍の弟駿河大納言忠長の幽閉されている下屋敷に拉致されてしまった。怒った左門は中仙道へ、三之丞は彦左のもとへ、山犬組の面々は応援に左門の後を追った。幕府ではお家安泰のため謀叛の嫌疑で忠長断罪を決定した。彦左は忠長救助に乗りだし、お仙救出に一宮玄蕃を隊長とする彦左の食客浪人隊を派遣した。追跡の途中...
田村正和がニヒルな無頼の剣士眠狂四郎を熱演したTVスペシャル版第2弾。隠されてきた狂四郎の出生の秘密が明かされる。ヒロインは竹下景子。狂四郎(田村正和)が江戸に戻ってきた時、将軍世継ぎ家慶(若山騎一郎)の縁談を巡って本丸老中酒井信成(綿引勝彦)と西ノ丸老中水野忠邦(伊藤孝雄)の間で暗闘が繰り広げられていた。酒井の間者で亡き母の面影を残す女美保代(竹下景子)と知り合った狂四郎は、文字若(池上季実子)の家に身を落ちつけることもなく、この争いに巻き込まれるが、両派とも美保代の命を狙っており…。