全く異なる人生を歩む極道の兄弟の愛憎を描く、溝口敦原作の同名小説(徳間書店刊)を映画化したピカレスク巨編。監督は、『愛の新世界 Le_Nouveau_Monde_Amoureux』の高橋伴明。脚本は、高田純と剣山象の共同。幼い頃から修羅の世界を覗いて来た兄弟篤彦と重徳は、施設で一緒に育った倉本と義兄弟の契りを交わし、暴力団東竜会の三兄弟として名を馳せていた。ところが、対抗組織の黒声連合が東竜会会長を射殺、重徳は報復として黒声連合会長を暗殺し、全面戦争となった。しかし、東竜会は次第に劣勢となり組の解散をもってその終止符を打った。8年後、東竜会再興の野望を持った重徳が刑期を終えて戻ってきた。
2012年夏季 BeeTV 手机剧
色とりどりのバラが咲き乱れる豪邸で、松田組四代目松田五郎の誕生祝が行なわれている。
長男清一は国税局職員、次男の健次は父の後を継ぐ五代目候補。
三男はあろうことか刑事を志す大学生。長女千加はノーテンキに遊び呆け、
妻の春子は、密かにカタギの世界で地道に生きる道を模索。
笑顔の裏で心は別々。翌日、実家に査察に入る清一と、そんな兄に反発する健次。
息子の職務を尊重しようとする父と、妻と母の間で複雑な春子。祝いの品のあふれる中で、家族の感情がぶつかりあう。
一方、千加がきっかけで表面化した対立する組との抗争も勃発。
家族と組と両方のファミリーに難問を抱えることになった五郎は、父親として夫として組長としてどう立ち向かっていくのか
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紀藤(白竜)と風間(中村獅童)は、
法をすり抜け悪業に手を染める犯罪者達を成敗する「闇の処刑人」。
その仕事ぶりは相手が誰であろうと冷酷かつ瞬く間に片付けてしまうほどの腕前。
そして、誰にも気づかれることなく姿を消してしまう。
まさに「影の男たち」であった―。
紀藤と風間の正体を知るのは、
二人が通い詰めるバーのマスター永井(リリーフランキー)だけである。
公安課戸倉(榊原利彦)は証拠不十分で逮捕できないターゲットが
次々と消されていくことに違和感を抱え、「影の男たち」の実態を明かそうと模索。
同時に、元公安の上司で、正義感が強かったがために辞職させられた紀藤が
その正体なのではと密かに考えていた。
そんな中、不可解な事件が巻き起こるのである…。
暴力団、マフィア、さらには政治家まで―。
裏社会で巻き起こる、
二人の「影と呼ばれた男たち」の痛快...
“北陸の帝王” と呼ばれた伝説の男の生きざまが、今ここに甦る!愚連隊時代の仲間を糾合し、福井三国に川野組を結成した川野剛(白竜)は、競艇場や飲食店街の利権を手中に収め、次第に縄張りを広げていった。だがこの頃、北陸一帯に縄張りを持つ大沢組内部分裂の混乱に乗じ、全国制覇を狙う三代目山王会が北陸に進出し始めていた。川野もまた山王会若頭補佐権藤政夫(渡辺裕之)の舎弟となり、山王会傘下に加わった。山王会の後ろ楯を得た川野は凄まじい勢いで勢力を拡大し、人は川野を“北陸の帝王”と呼び始める。だがこれが、北陸最大勢力へと昇り詰めた男に訪れる悲劇の始まりであることを、この時誰も知る由がなかった
昭和三十年の仙台。戦後の焼け野原からの復興と共に台頭したのがテキ屋一家奥州大海家であった。「不良の神様」石田隆(誠直也)の石田一家のなかで、鬼神の如く暴れまわっていた菅井良太郎(白竜)。ある時、同じ代紋である海東組が、縄張りに土足で踏み込んできた。手出しをするな、と言われるが、メンツを潰された若き猛者の怒りは収まらず…東北ヤクザ界の命運を託された男、その生涯とは?!!