甲州黒戸金山より江戸に送られる途中の黄金二十貫が伊那山岳党に襲われ奪われた。幕府の必死の追求にも黄金の行方は判らず、老中堀田豊後守は、医者でありながら賞金稼ぎの剣客錣市兵衛に黄金奪還を依頼した。期限は五日間である。市兵衛は望遠付き仕込杖、組立銃、防弾チョッキなど七つ道具を身につけ、黒戸金山の麓、台ヶ原宿へと乗り込んだ。そこへは、一癖も二癖もある賞金稼ぎたちが各地から集って来ていた。市兵衛はまず、代官所に捕えられていた、伊那山岳党の首領夜叉狼を救出。しかし、既に黄金は夜叉狼の手を放れていた。一方、賞金稼ぎの薊弥十郎は、夜叉狼の妹飛び天童を捕えており、さらに市兵衛から夜叉狼を奪おうとするが失敗する。しかし、その際、市兵衛の撃った銃が、夜叉狼に命中、夜叉狼は、女郎屋の女王人、鬼念仏のお紋が黄金の行方を知っていると言い残し息を引き取った。市兵衛は早速、...
錣市兵衛のもとに、野洲黒羽領榎村の百姓新八が助けを求めてきた。領主大関佐渡守の悪政に、名主榎太左衛門らが一揆を起こし、助力を求めて来たのだった。市兵衛は早速、陽炎、鬼塚隼人、望月弥太郎らと野州へ乗り込んだ。一揆軍の陣地に案内された市兵衛は、かつて戦った敵将で、浪人の別所四郎五郎に再会した。他に、朝海十蔵、岩下甚内、桜井源八らの賞金稼ぎの一味も加わっていた。翌朝、降伏を強要する敵の軍使の陣笠を朝海が射抜いたことから、戦いの火蓋は切られた。市兵衛は、連発銃を乱射し、敵をけ散らした。あわてた黒羽城側では、主水らが市兵衛の銃を奪い取ろうと作戦を立て、那須音平ら三人が、特命を受けた。一方、砦内では、朝海と岩下が市兵衛の寝首をかき、それを土産に、城側に寝返ろうとした。身代りに、百姓女おもんが死に市兵衛は、二人を斬った、そのスキに、忍び入った那須音平らが、連発銃...
明治中期,日本四国德岛。正在修行途中的绯牡丹阿龙(藤純子 饰)来到此地,迎接两年前因伤害罪入狱的组员清吉(高宮敬二 饰)。清吉身染重病,出狱后不久便离开人世。当地黑帮德政一家的头目江口幸平(待田京介 饰)出资将其安葬,阿龙则在丧期内暂居这里,和佃户们一同劳作。
这一时期,地租不断攀升,农户们不堪重负,甚至卖儿卖女。江口作为代表前去与地主们谈判,然谈判不欢而散。夏收祭即将举行,食不果腹的农户决定藏起作物以示抗议。他们的做法令地主们颇感棘手,也间接触及了靠赌博为生的黑帮的利益。德政一家现任头领与帮派对头观音寺组旗下的鸣门川一家结义,联合向江口施压。双方角力互搏,冲突逐渐升级,阿龙最终也不可避免地卷入其中……
高倉健主演のヒットシリーズ第15作。看守と囚人が結託した豆の横流しを知った勝治は、不意を襲われ意識不明に。彼を救った牧師の下で不良少年らの更生を手伝うが、そこに暴力団の非情な手が及ぶ。怒りに燃える勝治は暴力団事務所に殴り込む。
大正14(1925)年、侠客の飛車角(鶴田浩二)は恋人おとよ(藤純子)をめぐって人を斬り、その逃亡の途中で、老侠客吉良常(辰巳柳太郎)と出会い、彼の勧めで自首する。しかしその投獄中、おとよは玉の井に身を売り、客の宮川(高倉健)と愛し合うようになってしまう……。
尾崎士郎の名作小説『人生劇場』の第3部『残侠篇』を名匠内田吐夢監督のメガホンで映画化。幾度も映画化された『人生劇場』の中でも最高傑作の誉れも高い名作任侠映画である。鶴田の演じる飛車角も、任侠と愛の苦悩をにじませた優れもの。また脇に至るまでの東映オールスターキャストがそれぞれ柄に合った好演。殺陣のすさまじさも含め、任侠映画ファンは一度は観ておくべき作品である。(増當竜也)
内容(「GAGAデータベース」より)
尾崎士郎原作による大河小説「人生劇場残侠篇」を、巨匠内田吐夢監督が映画化した...
1971年5月(東映東京)の作品です。企画は俊藤浩滋吉田達、監督は佐藤純弥、脚本は村尾昭です。えらい作品タイトルです。しかし、このタイトルに騙されました。実に「東映型民主主義」が凝縮された作品でした。良かった。
主演は鶴田浩二。関東一の巨大ヤクザ組織の幹部で、刑務所から出所したばかり。昔かたぎで斬った張ったタイプのヤクザ。親分は近衛十四郎(松方弘樹の実父)。経営手腕に優れた兄貴分に丹波哲郎。この鶴田と丹波が組の方向性をめぐってしばしば対立します。
ムショ帰りの鶴田が大事な港湾荷役の新規事業を任せられ、「アンコ」(港湾労働者)を酷使しながらどう事業を軌道に乗せるかがその任務。最初は、地元のヤクザ(街田京介ら)が仕切っていた港湾労働を実力で粉砕し(親分を殺し)、その仕事を分捕ります。子分には室田日出男、渡瀬恒彦など。アンコたちに対しても平気で詐欺まがい...
九州の直方は、真海の生まれ故郷。真海は母の供養を兼ねて、直方に帰る旅の途中で若松に立ち寄ると福岡の黒田一家の賭場に顔を出した。真海は幼なじみの会津竹五郎のいかさまが制裁されようとしているところに出くわす。真海のおかげで許された竹五郎だが、自ら手を潰し真海の好意に逆らった。親分の仇を討とうと真海を追ってきた四国宇和島鯉沼一家の伊之助たちは、この賭場の様子を見て竹五郎を誘い出すと金で仲間に引き込み、直方の権田原一家に草鞋を脱ぐことに。一方真海は、直方で竜王一家と権田原一家の二つのヤクザ組織が争うために苦しんでいた川人足たちを救おうと起ち上がる。一度は川人足の待遇改善を双方に納得させたものの今度は手を組んだ権田原と竜王が約束を反故にし、真海を消そうとする。ある日、ダイナマイトで目をやられた真海は、意外にも宿敵である了達に救われる…。
四国八十八ヶ所の霊所めぐりに旅立った真海。瀬戸内海を航行中、壮士山南鉄太郎の人柄に接してその男ぶりに惹かれる。真海は途中、道を誤り断崖に囲まれた漁村に迷い込んでしまう。遠洋漁業に生活の糧を求めるこの村は男たちが皆遠い外国へ出ているため、女ばかりであった。真海は一夜の宿を未亡人おみねの家に得ることになった。朝、血政社という海賊7人組が村に侵入。やがて近くの鬼子島の本拠から幹部数名がやってくるが、なんとその中に山南鉄太郎がいた。血政社は政治結社を標榜していたが、実態は若い娘を海外へ売り飛ばす卑劣な海賊の集団だったのだ。海賊に戦いを挑む真海は、一度は敗れ捕らわれるも計略をめぐらせて7人組を一人ずつ捕らえて駐在に引き渡した。村に平和が戻ったかに見えた。しかし、警備が手薄な祭りの夜、7人組はダイナマイトを置土産に逃亡する…。
Popular geisha Shinji (Fuji Junko) must defy a gang who plot to steal a lucrative coal
business from struggling miners during the turbulent Meiji Era. With a stellar all-star
cast, thrilling story and Takakura Ken's violent swordplay, makes this into a classic
Yakuza movie!