人間、いつ死ぬか分からんから、一生懸命生きなあかん。新宿歌舞伎町駆け込み寺。逃げも隠れもせん。命を賭けて守り抜いたる。脅迫、暴力、欲望の闇に包まれた女性たち、弱者救済に命を懸ける熱き男のドラマ、ついに完結。監督は、辻裕之。新宿歌舞伎町の駆け込み寺、無敵堂には、DV、売春、家出、ストーカーなど悩みを抱える女性たちが日夜駆け込んでくる。無敵堂代表高山幻(小沢仁志)は、女性たちの悩みを聞き、命懸けで彼女達を救う。だがある日、高山を訪ねてきたのは、ワケありの女性ではなく、ヤクザ風の男久保山(菅田俊)であった。徐々に明らかになっていく高山の知られざる過去。「悪さをした分、償うだけや」と、今日も高山は走り続ける。
全国4万軍団がなんぼのもんじゃい! 兄を撃たれ、組長(ルビ;おや)を刺され、狂気の虎が牙をむく! 小沢仁志が徳島極道を演じる任侠アクション。監督は、城島想一。西日本徳島にて、極道抗争が勃発する。元中西組若頭南(古井榮一)の暗躍により、同組舎弟頭田中亥作は殺され、中西組は解散した。兄弟分の金鵄会磯谷組に入った若頭補佐田中虎次(小沢仁志)、田中卯之介(小沢和義)は、南の仕業を知り兄の仇をとる為復讐を決意し南を襲撃するも、トドメをさせずに逃がしてしまう。徳島を掌握したい南は、バックの花房組の力を借り金鵄会を潰そうと動くも、花房組系白波組々長白波(松田一三)に制止されてしまう。そんな中、磯谷組々長磯谷が襲われ、黙っていた虎次達が動き出す。